はーちゃんの気晴らし日記

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就職難

2021年01月11日 | 出来事
先日のゴミ出しの時、裏の家の次男君に一年ぶりくらいに会いました。
私が寝る部屋のすぐ横が裏の次男君の駐車場になっているのですが、ここ数か月、まったく車が動く気配がないので、たぶんテレワークをしているんだろうと思っていました。
久しぶりに会った次男君に聞いてみると、そうではなくて、コロナの影響で勤めていた会社が倒産してしまい、現在就職活動をしているということでした。
どんな仕事をしていたのかと聞くと、パソコンに不具合が出たときに出張修理に行ったり、パソコンスクールの出張講師をしたりという仕事だったそうで、対面でする仕事なので需要が減ってしまい、倒産してしまったということです。
会社都合の倒産なので、失業保険もすぐに出て、今はそれで生活しているということでした。
失業保険の給付が終わってしまうと無収入になってしまうので、ハローワークへ行ったり、ネットの求人募集を見たりして、特に職種にこだわらないつもりで東京の会社まで面接に行っているらしいのですが、応募の人の数は半端ではなく、採用されるには年齢的にもかなり難しい状況だと言っていました。
次男君は、43歳なんだそうです。
現在の求人は、20歳代が主で、30歳台でぎりぎり、40歳になってしまうと職に就くのは難しいんだそうです。

彼は現在、自宅で一人暮らしをしています。
ご両親は二人とも亡くなり、長男君は仕事の関係で別の場所に住んでいます。
私たちと同時期に今の場所に来て、小学校の低学年の頃は、私の子供たちとも毎日のように遊んでいました。
学年が違うので、私の子供たちとは徐々に縁遠くなってしまいましたが、次男君は人懐っこい性格で、私に会うと今でもいろいろな事情を話してくれます。

次男君と同じ会社にいた人達は一様に仕事が見つからず、当然、家庭を持っている人もいるので、そういう人の中には不安が募ってノイローゼになりかかっている人もいるとか。
「たまにみんなで集まってそういう人たちを励ましに行ったりしているんです」
と次男君は言っていました。

先日次男君は、失業保険の給付が終わってしまうと生活に困るので、役所に相談に行ったそうです。
「生活保護は受けられないの?」
と私が言うと、
「僕も聞いてみたんですけど、『家があるから駄目』と言われた」
と言います。
そして、どうしても生活できなくなったら借金をするように言われたとか。
役所の人がそんなことを言うのかとびっくりしました。
返す当てがあるかどうかもわからない人に「借金しろ」と言うのはあまりにも無責任だと思いました。

私も主人も現役引退してしまっているし、力になれることもないのですが、彼は新聞を取っていないというので、新聞に入ってくる求人広告をポストに入れておくことを約束しました。
私の近辺では日曜日に求人広告が入るので、昨日、ポストに入れてきたのですが、やはり求人は少ないらしく、広告もほんの少ししかありませんでした。

15年以上前のことですが、私の息子も新聞の折り込み広告で応募して現在に至っているので、彼にもどこか良いめぐりあわせがあればいいなと思っています。

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