昨年末に終わったドラマ、『陸王』のことを今頃書いています。
ドラマが始まった頃から、何度も書こうと思っていたのですが、他のことが優先してしまって、今頃になってしまいました。
『陸王』の舞台は、埼玉県の行田市で、私の生まれ故郷です。
父は、名古屋出身ですが、一家で東京へ出て来ていました。
その後、父は戦争に行き、終戦後、戦地から帰ってきて、母とお見合いをして結婚し、行田市内にある母の実家の近くに住むことになったようです。
私は、小学校へ入る直前に埼玉から東京へ移ったので、当時のことは、ほんの少しの記憶しかありませんが、東京へ移ってからも母の実家があったので、年に何度か訪れていました。
行田市は足袋の町と言われていて、母の実家は、農家でしたが、親戚は足袋を作っていました。
当時は、あちこちに足袋作りの工場がありました。
ドラマによく登場していた水城公園は、私が東京へ移ってから作られたものですが、母の実家を訪れた時に、従妹に連れられて遊びに行ったりしていたので、よく知っている場所です。
母が亡くなってからは、私も行田へ行くことはなくなり、水城公園にも行かなくなったので、ドラマに出てくる公園は、私が知っている公園に比べ、ずいぶんきれいに整備されているように思いました。
私がこの『陸王』を見るきっかけになったのは、伯母の葬儀でした。
『伯母の葬儀』
10月の初めに伯母が101歳で亡くなり、その葬儀に参列したのですが、葬儀の後の精進落としの時に、従妹の子供が、10月から行田市を舞台にした『陸王』というドラマが始まるから、是非、見て欲しいと言います。
従妹の子供は、市役所勤務で、ドラマの撮影に尽力していたようです。
「役所広司とか若い俳優さんたちが来て、撮影しているんだよ。」
と、かなり熱が入った言い方で、陸王を見るように言っていました。
なので、私もそれが頭に残っていて、初回から見ました。
私は、たいていテレビは、パソコンをいじりながら、耳だけをテレビに傾け、たまに画面を見るという見方をすることが多いのですが、『陸王』だけは、何の作業もせずに一心にテレビを見ました。
知らず知らずのうちに、くぎ付けになっていました。
体に力が入りながら見てしまうので、終わった途端にどっと疲れが出るのですが、興奮状態になってしまい、なかなか寝付けなかったりしました。
きっかけは、従妹の子供の話でしたが、その後は、そんなことは関係なしに楽しみにして見ました。
結末は最初からわかってはいましたが、それでも、感動しました。
殺人事件ばかりで、あまりそういうドラマを見ない主人も『陸王』はしっかり見ていました。
若い俳優さんの名前をあまり知らない私たちは、今でも別のドラマやCMで見かける俳優さんを「こはぜやの息子」「茂木選手」「銀行の坂本さん」などと、ドラマの名前で呼んでいます。
たぶん、この呼び名は、私たち夫婦の間では、ずっと続くのではないかと思います。
最近、あまり名前が覚えられなくなりました(苦笑)
生まれ故郷の行田市は、今まで、冠婚葬祭や何かの用事でしか訪れない場所でしたが、今年は、観光で訪ねてみたいな、ドラマで写った場所をもう一度見てみたいなと思っています。
ドラマが始まった頃から、何度も書こうと思っていたのですが、他のことが優先してしまって、今頃になってしまいました。
『陸王』の舞台は、埼玉県の行田市で、私の生まれ故郷です。
父は、名古屋出身ですが、一家で東京へ出て来ていました。
その後、父は戦争に行き、終戦後、戦地から帰ってきて、母とお見合いをして結婚し、行田市内にある母の実家の近くに住むことになったようです。
私は、小学校へ入る直前に埼玉から東京へ移ったので、当時のことは、ほんの少しの記憶しかありませんが、東京へ移ってからも母の実家があったので、年に何度か訪れていました。
行田市は足袋の町と言われていて、母の実家は、農家でしたが、親戚は足袋を作っていました。
当時は、あちこちに足袋作りの工場がありました。
ドラマによく登場していた水城公園は、私が東京へ移ってから作られたものですが、母の実家を訪れた時に、従妹に連れられて遊びに行ったりしていたので、よく知っている場所です。
母が亡くなってからは、私も行田へ行くことはなくなり、水城公園にも行かなくなったので、ドラマに出てくる公園は、私が知っている公園に比べ、ずいぶんきれいに整備されているように思いました。
私がこの『陸王』を見るきっかけになったのは、伯母の葬儀でした。
『伯母の葬儀』
10月の初めに伯母が101歳で亡くなり、その葬儀に参列したのですが、葬儀の後の精進落としの時に、従妹の子供が、10月から行田市を舞台にした『陸王』というドラマが始まるから、是非、見て欲しいと言います。
従妹の子供は、市役所勤務で、ドラマの撮影に尽力していたようです。
「役所広司とか若い俳優さんたちが来て、撮影しているんだよ。」
と、かなり熱が入った言い方で、陸王を見るように言っていました。
なので、私もそれが頭に残っていて、初回から見ました。
私は、たいていテレビは、パソコンをいじりながら、耳だけをテレビに傾け、たまに画面を見るという見方をすることが多いのですが、『陸王』だけは、何の作業もせずに一心にテレビを見ました。
知らず知らずのうちに、くぎ付けになっていました。
体に力が入りながら見てしまうので、終わった途端にどっと疲れが出るのですが、興奮状態になってしまい、なかなか寝付けなかったりしました。
きっかけは、従妹の子供の話でしたが、その後は、そんなことは関係なしに楽しみにして見ました。
結末は最初からわかってはいましたが、それでも、感動しました。
殺人事件ばかりで、あまりそういうドラマを見ない主人も『陸王』はしっかり見ていました。
若い俳優さんの名前をあまり知らない私たちは、今でも別のドラマやCMで見かける俳優さんを「こはぜやの息子」「茂木選手」「銀行の坂本さん」などと、ドラマの名前で呼んでいます。
たぶん、この呼び名は、私たち夫婦の間では、ずっと続くのではないかと思います。
最近、あまり名前が覚えられなくなりました(苦笑)
生まれ故郷の行田市は、今まで、冠婚葬祭や何かの用事でしか訪れない場所でしたが、今年は、観光で訪ねてみたいな、ドラマで写った場所をもう一度見てみたいなと思っています。