はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

新盆の花

2014年07月15日 | 出来事
昨日は、実家へ行ってきました。
弟の新盆なので、お線香をあげてきました。
お墓も行けば良いのですが、お墓は千葉だし、実家より遠いし、先日納骨で行ったばかりなので、パスしました。
仏様は、お盆には家に帰ってくるんですものね。

少し前にお花屋さんで、新盆用のアレンジを頼みました。
私の家の近くには花屋さんは一軒しかなく、花束やアレンジを注文したい時には、そこに頼むしかありません。
注文した時に、ショーケースの中に、ちょうど良さそうなアレンジがありました。
白を基調にしていて、薄いピンクと薄いブルーの花が少し入っていて、お盆の花としては、最適だと思いました。
「新盆に持っていくんですけど、こんな感じで作ってください」
と言いました。
「これと同じで良いんですけど」
と言うと、花の入荷次第なので、同じものが作れるとは限らないと言われました。
それなら仕方ないので、白とピンクとブルーで、こんな感じに作ってください。
と頼みました。
店員さんは、私が言った通りにメモしていました。
新盆用、白、青、ピンクとメモに書かれているのを私も見ました。
それで、出来上がったのが、トップの写真のアレンジです。
あれ?ブルーは?
って感じなんですけど、店員さんは、注文した時とは違う人だし、もう出来上がってしまっているので、そのまま黙って引き取ってきました。

このアレンジを注文する時にも、ちょっと納得が行かないことがありました。
前にも書いたように、ショーケースに飾られていたアレンジと同じにして欲しいと頼んだら、同じものはできないと言われました。
ショーケースのアレンジの金額は、私の予算より少し高めでした。
でも、同じものなら、それで良いと思いました。
店員さんは、先にお金を払って欲しいと言います。
しかも、ショーケースにあるアレンジと同じ金額プラス消費税を請求されました。
私が納得が行かなかったのは、同じアレンジは作れないと言われ、どんな花を何本使うかもわからないのに、前払いでお金を払うということでした。
以前、同じお店で花束を作ってもらったとき、使った花の金額をそのまま請求されました。
なので、実際にアレンジを作ってみなければ、合計金額がいくらになるかわからないのではないかと思いました。
それで、
「細かいことを言うようだけれど・・・」
と言って、「実際に使う花がわからないのに、出来上りの金額はわからないでしょう?」
と言いました。
すると、店員さんは、その金額に合わせてアレンジを作ると言います。
そういうなら、仕方ないので、お金を払うことにしました。
でも、実際、私はもう少し少ない予算だったので、これと同じなら、そのまま支払うつもりでしたが、同じものはできないなら、消費税込みでその値段にして欲しいと言いました。
すると、店員さんは、
「2~3本、花の本数が減りますが良いですか?」
というので、それでOKしました。
それでも、私的には予算オーバーでした。

店員さんとそんなやり取りがありました。
家に帰ってから、自分のケチさ加減に笑ってしまいました。
弟が聞いたら
「そんなにケチるなら、花なんか持ってこなくても良いよ」
と言われてしまいそうだと思い、さらに苦笑しました。

そして、取りに行ったら、注文とは違う色合いのアレンジでした。
しかも、その日の朝一番で取りに行ったのに、トルコキキョウは、しおれ気味でした。
何だかイマイチでした。
花の色の事もあったので、文句を言いそうになりましたが、黙ってお店を出ました。

実家へアレンジを持っていくと、義妹が
「わぁ~、きれい!」
と言ってくれたので、気持ちはすーっと楽になりました。
「すでに、しおれかかっている花もあるのが残念だわ。」
と私が言うと、
「暑いから仕方ないよね。」
と義妹は言います。
本当に不満も苦情も言わない良い人です。

私は、今でも、弟の話になると、涙声になってしまって、ダメです。
義妹は、毎日、色々な手続きが続いて、忙しかったと言っていました。
今までは、面倒なことは、全部弟がやっていたから、義妹はそれらを初めて自分でしなければならなくて、大変だったと言っていました。
今日で、全部手続きが終わるのだそうです。
そして、今でも会社の人など、たまに顔を出してくれるらしく、先日は大阪から社長さんが訪ねて来てくれたと言っていました。
「月に一度は大阪出張があって留守にしていたし、大阪転勤の話もあったから、今は、長期の出張とか転勤になったと思うようにしているの」
と、義妹は言っていました。

人は、亡くなってしまった後になってから、
「そういえば、あの時・・・」
と、思い当たる前兆のようなものがあると、今までの経験から思います。
それに気づいて早めに治療できる人、気づかないでそのまま亡くなってしまう人。
さまざまなケースがありますが、それもその人の運命というか寿命なのかなと思います。

私の叔父のように、医学の進歩のおかげで大きな手術を何度も乗り越えて命を取り止め、健康を回復したと思ったのに、突然階段から落ちて亡くなってしまうこともあります。
それこそ、その人が与えられた寿命はどうすることもできず、歴史は変えられないのと同じなのかもしれないと思います。

悲しいけれど、受け止めて行かなければならないんだと思います。


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