はーちゃんの気晴らし日記

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前歯の抜歯

2021年01月20日 | わたくしごと
先週15日、前歯の抜歯をしました。

昔は、ちょっと治りにくいと診断しただけで、すぐに歯を抜いてしまう歯医者さんが多く、私は左右の奥歯がありません。
抜歯をしたのは30年以上前のことで、その後はどの歯医者さんも抜歯という選択はなく、根気よく治療してくれています。
現在通院している歯医者さんも同じで、最後の最後まで抜歯という選択はしなかったのですが、私自身が治療を断念しました。
夏からずっと治療を続けていてそれでも治らず、最後から二番目の手段として、歯茎を切開して膿のもとを取り除くというものがありましたが、それをしたからと言って、完全に治りきる保証はありませんでした。
私の歯根の膿がかなり進んでいて、歯茎を切開してもそこに届くことができるかどうかわからなかったからです。
治る可能性はゼロではありませんが、かと言って治る保証はありません。
麻酔をかけて切開して治療を試み、そこを縫って回復を待つわけですが、膿の苞を取り除けるかどうかが未知のことでした。
長い間歯医者さんに通って治療を続け、そのあと歯茎の切開という大変な治療をしてそれでも治らないとしたら、最後の手段として抜歯をするわけで、私としては、そんな過程を経るならここまで治療をしたんだから、思い切って抜歯をしてしまった方が良いと思いました。

抜歯の一週間前に型どりをして、抜歯後の仮歯の準備をしました。
最近の抜歯って、すごいなと思いました。
麻酔の注射は痛みますが、歯を抜いいて止血した後、すぐに仮歯で固定してしまい、それで終了です。
昔は、抜歯の後は消毒のために歯医者さんへ通ったような記憶があるのですが、今はそれもなく、抜いた場所の歯肉が上がってきたら本当の歯を入れるそうです。
抜歯後に膿の嚢を掻き出してもらったので、長い間、膿が溜まって腫れていた歯茎も治りました。
抜歯したその日は、まだ膿の部分が盛り上がっていましたが、翌日にはそれもなくなり、赤みが残っているだけになりました。
そして現在は何もなくなり、きれいになっています。

歯医者さんが言うには、抜いた歯そのものにはなんの異常もなく、しっかりしていたそうですが、歯の根元の骨がすっかり溶けてしまっていて、そこからばい菌が入ったんだろうということでした。
骨が溶けるのは歯周病が原因なんだそうです。
抜いた後の歯を見せてもらいましたが、確かにきれいなままの歯でした。
私の場合、昔から歯そのものより歯茎が悪かったように思います。

これで、ちゃんとした歯が入れば終了となります。
クリーニングなどの定期健診には行きますが、長い間の歯医者通いからやっと解放されそうです。

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