我が家は一年前くらいに給湯器を交換しました。
それから一か月くらいたった頃に不具合が出てメーカーに連絡したところ、追い炊きをする時に空気が入っているらしいというのがわかりました。
実際、スイッチを入れるとゴボッという音がして、その後、ゴボゴボ言いながら追い炊きをします。
テストの結果、給湯器そのものには異常がないことがわかりましたが、どこかから空気が入っているのは間違いないというので、ガス屋さんに来てもらってすべての継ぎ手を交換してもらいました。
その後、ゴボッという音は小さくなり、ゴボゴボ言う回数も減ったのですが、それでも空気が入っているのは変わらないようでした。
継ぎ手を交換した後、以前は追い炊きに1時間以上かかっていたのに、10分から15分程度で追い炊きが終わるようにはなりましたが、空気漏れの原因がわからないままになっていました。
それから数日後、寝ようとしたところ、部屋の窓枠から水が垂れているのに気づきました。
一晩経って小さな洗面器に1センチくらい水が溜まっていました。
どこかから水が漏れていると思いました。
寝室の上は風呂場なので、そこから水が漏れているに違いないと思いましたが、その後は全く水が漏れることはなく、そんなことはすっかり忘れてしまっていました。
ところが最近になって、再び水漏れが起こるようになり、今まで気づかなかったのですが、天井や壁にシミができていることがわかりました。
壁のシミ
天井のシミ
これは、間違いなく給湯器の配管から水が漏れていると思いました。
お正月が明けてすぐに業者に電話して、天井に穴をあけて見てもらうと、追い炊き部分の配管から水が漏れていました。
天井の上にはかなり水が溜まっていて、穴をあけた部分から水がぽたぽた落ちました。
私の家の天井のボードは普通の家の倍の厚さがあるらしいのですが、それが水を吸って重くなり、このままにしていたら重さで天井が落ちてしまうところだったと言われました。
「早く見つかって良かったですよ」
と、二人の職人さんから交互に言われました。
逆にボードの厚みがあったので、それほど水が垂れることがなかったというのもあるようです。
「水漏れは10年以上経てば、普通にある」
と言われました。
何年経っても何ともない家もあります。
以前の家は築25年でしたが、特にそういうことはありませんでした。
でも、同じ時期に建てた裏の家では、やはりお風呂場からの水漏れ騒動があったと記憶しています。
現在の我が家は築13年で、たまたまそういうことがあったんだろうと思いました。
給湯機からのお風呂への管は、追い炊きと給湯の二本の管が通っているのですが、漏れているのは追い炊きの管で、それを交換すると言われましたが、給湯の管も同じリスクがあるため、今は異常がなくてもそちらの方も交換してもらうことにしました。
現在は、天井に穴が開いたままで、仮のボードが貼ってあるだけですが、
来週、大工さんとクロス屋さんが入って修理完了となります。
管を交換した日、試しに追い炊きをしてみたところ、静か静か。
全く音がしない状態でお風呂が沸きました。
やはり、今まで漏れにより空気が入っていたのを感じました。
思わぬ大金の出費になってしまいましたが、水漏れの心配がなくなって良かったです。
我が家は二階に水回りがあるので、キッチンやトイレなどの心配も浮上してきて、いつまで安心して暮らせるのかという気持ちにもなっています。
やっぱり二階に生活拠点があるのは、リスクが高いのかなぁと今更ながら思っています。
でも、日当たり優先で考えた家なので、仕方ないかなぁと。