最後の目的地、身延山へ

鳴沢氷穴を後にして身延山へ向かった私たちは、そろそろお腹が空いてきて、どこか食事ができる店を探しました。
子供連れなので、ファミレスが一番ですが、街の様子を見ても、そういう類の店はなさそうです。
かといって、他にも食事ができるような店もなく、この辺の人は、外食はどこでするんだろう？とみんなで話しました。
結局、お店を見つけたのは、下部温泉を通り抜け、身延山のふもとに着いた頃でした。
看板を見ながら狭い横道を入っていくと、こんな店構えのお蕎麦屋さんでした。

ひぇ～、高そう！
と私思い、「ええっ？ここへ入るの？大丈夫かなぁ。」
と怖気づいて言いました。
すると主人は
「『営業中』と書いてあるから、大丈夫だろう。」
と言って、さっさと中へ入ろうとします。
私は内心
「そういう事じゃないんだけど・・・」
と思いましたが後に続きました。
思ったとおり、高額でした。
でも、美味しかったです。
高いだけありました。
おそばと丼のセットを頼んだのですが、
娘もまめパパも「美味しい、美味しい」と言って食べていたので、良かったなと思いました。

何故身延山を目指したのかというと、まめがロープウェイに乗りたいと言ったのもありますが、芝桜の会場の入り口にこんな看板があったからです。

渋滞を避けるには、河口湖方面ではなく、下部温泉経由が空いているということでした。
それと、私には、”身延山には、枝垂桜”というイメージがあって、一度見てみたいと思っていたというのもあります。
富士五胡周辺の桜は健在だったので、山の上ならまだ見られるかもしれないと思いました。

ロープウェイに乗る前にケーブルカーがあり、そこに咲いている白い花が目に留まりました。

ロープウェイからの景色です。
どこもミツバツツジがきれいでした。


久遠寺


五重塔

桜はすでに終わり、境内は、すべて緑で覆われていました。
全く予備知識のないまま行った私たちは身延山は、日蓮宗のお寺だということを初めて知りました。
お天気がイマイチだったので、山の上からの景色は、みなぼやけています。

白く見えるのが富士川です。


お天気がよければ、富士山も見えたのかもしれません。


桜は見られませんでしたが、ミツバツツジと三椏の花が見られました。

宝仏殿が有料で見られるけど、どうする？
という話で、ツブが
「行きたい、行きたい」
と言います。
よくよく聞いてみたら、「宝仏」を「動物」と勘違いして、「行きたい、行きたい」と言ったようです。
洞窟と言い、宝仏と言い、すべてが動物に聞こえて、行きたいと言います。
そんなに動物が見たいのなら、今度は、動物園に連れて行こうかな？と思っています。

お天気がイマイチで、芝桜の開花もイマイチで、残念なことの多かったドライブでしたが、みんな揃って出かけることははあまりないので、雨に降られなかっただけでも良かったかなと思っています。