富士芝桜を後にして、私たちは本栖湖の全貌を見たいと思い、車で一周することにしました。
精進湖も本栖湖も周辺は、桜がきれいでした。
種類は分かりませんが、こちらは、まだ桜の季節のようでした。
でも、湖の周辺は人気が少なく、せっかくの桜を愛でる人もあまりいない様子でした。
本栖湖は思いのほか広く、車で一周するのにかなりの時間がかかり、道に迷ってしまったのではないかと思ったくらいでした。
精進湖は、こじんまりと家族的な雰囲気の湖で、小さな子供連れには、遊び易そうな湖でした。
「氷の洞窟へ行く!」
というのは、まめにとって、ワクワクドキドキ、楽しみがいっぱいのようでした。
でも、怖がりのツブの反応が心配でした。
ところが、ツブは、
「洞窟って、可愛いの?可愛いのがたくさんいるの?」
と聞いてきました。
どうやら動物と洞窟を勘違いしているようです。
私たちはそれを良いことに、
「うん。可愛いよ。可愛い洞窟よ。」
とツブに言って、期待を持たせました。
でも、そんな話は洞窟の入り口に来たらすべておじゃんです。
ツブは、当然
「行かない」
と言い出だしました。
パパが抱っこして入りました。
中に入ると、同じような女の子がいました。
途中の手すりにしがみついたまま
「嫌だ!行かない!怖い!」
と連呼しています。
困り果てたお母さんが、
「大丈夫よ。怖くないの。中には氷があるだけよ。」
と言っています。
女の子は、
「氷の中にいたら、凍っちゃうから、私は行かない。」
と言います。
「凍ってしまうほど長くはいないから大丈夫。」
とお母さんがなだめています。
そんな親子を横目で見ながら、ツブはなんとかパパと一緒に中に入りました。
途中「頭上注意」という看板。
気をつけなくちゃと思った瞬間、ガーンと頭をぶつけました。
眼から火花が散りました。
行く先は頭上注意どころではありません。
中腰でもダメ、座って歩かなければ歩けません。
地面は水浸しで手をつくこともできず、パパはツブを抱いたままではとても歩けず、ツブも何とか自力でその場所から脱出しました。
そして、その先にはたくさんの氷がありました。
江戸時代はここから氷を切り出して、お殿様に献上したそうです。
こういう観光地は、お土産屋さんの中を通らないと、外へは出られないしくみになっています。
当然、まめとツブには眼の毒です。
観光地のお土産とはまったく関係のないプラスチック製の刀のセットをねだり、動きません。
”危ないから車の中では絶対に開けない事。”
”お土産は、一つだけ。今後、他に欲しいと思うものがあっても、絶対に買わない。”
というのを条件に、主人が二人に刀を買いました。
すると、刀を手にした二人は、
「早くお家へ帰ろう、早く帰ろう」
と連呼するようになりました。
観光より何より、早く家に帰って刀で遊びたくなったようです。
でも、まだ時間はたくさんあります。
せっかくここまで出かけてきたのですから、もう少し観光を続けたい私たちは、まめがロープウェイに乗りたいと言っていたため、身延山へ行くことにしました。
精進湖も本栖湖も周辺は、桜がきれいでした。
種類は分かりませんが、こちらは、まだ桜の季節のようでした。
でも、湖の周辺は人気が少なく、せっかくの桜を愛でる人もあまりいない様子でした。
本栖湖は思いのほか広く、車で一周するのにかなりの時間がかかり、道に迷ってしまったのではないかと思ったくらいでした。
精進湖は、こじんまりと家族的な雰囲気の湖で、小さな子供連れには、遊び易そうな湖でした。
「氷の洞窟へ行く!」
というのは、まめにとって、ワクワクドキドキ、楽しみがいっぱいのようでした。
でも、怖がりのツブの反応が心配でした。
ところが、ツブは、
「洞窟って、可愛いの?可愛いのがたくさんいるの?」
と聞いてきました。
どうやら動物と洞窟を勘違いしているようです。
私たちはそれを良いことに、
「うん。可愛いよ。可愛い洞窟よ。」
とツブに言って、期待を持たせました。
でも、そんな話は洞窟の入り口に来たらすべておじゃんです。
ツブは、当然
「行かない」
と言い出だしました。
パパが抱っこして入りました。
中に入ると、同じような女の子がいました。
途中の手すりにしがみついたまま
「嫌だ!行かない!怖い!」
と連呼しています。
困り果てたお母さんが、
「大丈夫よ。怖くないの。中には氷があるだけよ。」
と言っています。
女の子は、
「氷の中にいたら、凍っちゃうから、私は行かない。」
と言います。
「凍ってしまうほど長くはいないから大丈夫。」
とお母さんがなだめています。
そんな親子を横目で見ながら、ツブはなんとかパパと一緒に中に入りました。
途中「頭上注意」という看板。
気をつけなくちゃと思った瞬間、ガーンと頭をぶつけました。
眼から火花が散りました。
行く先は頭上注意どころではありません。
中腰でもダメ、座って歩かなければ歩けません。
地面は水浸しで手をつくこともできず、パパはツブを抱いたままではとても歩けず、ツブも何とか自力でその場所から脱出しました。
そして、その先にはたくさんの氷がありました。
江戸時代はここから氷を切り出して、お殿様に献上したそうです。
つららがきれいでした!
やっと地上に出られます。
やっと地上に出られます。
こういう観光地は、お土産屋さんの中を通らないと、外へは出られないしくみになっています。
当然、まめとツブには眼の毒です。
観光地のお土産とはまったく関係のないプラスチック製の刀のセットをねだり、動きません。
”危ないから車の中では絶対に開けない事。”
”お土産は、一つだけ。今後、他に欲しいと思うものがあっても、絶対に買わない。”
というのを条件に、主人が二人に刀を買いました。
すると、刀を手にした二人は、
「早くお家へ帰ろう、早く帰ろう」
と連呼するようになりました。
観光より何より、早く家に帰って刀で遊びたくなったようです。
でも、まだ時間はたくさんあります。
せっかくここまで出かけてきたのですから、もう少し観光を続けたい私たちは、まめがロープウェイに乗りたいと言っていたため、身延山へ行くことにしました。