はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

耳たぶざっくり!

2016年09月15日 | 出来事
昨日の夕方、娘が甲斐犬のまるを連れてやってきました。
まるは、生後4か月になっていて、身体もずいぶん大きくなりました。
体重も勘九郎の倍近くなっているので、子供たちでは扱いにくくなるほどに成長しています。
重くて抱けないし、力が強くて子供たちがリードを持つのは難しくなっているらしく、もっぱら散歩は娘の仕事、当然、家の中では娘が面倒を見ているので、まるは、娘の後ばかり付いて歩いていると言っていました。

以前は、我が家にやってくると、勘九郎とじゃれ合っていましたが、今は大きくなりすぎて、勘九郎も今までのようにまるとじゃれ合うことができません。
まるは、今まで通り勘九郎とじゃれ合おうとして迫ってくるのですが、勘九郎は、大きくなっているまるを嫌がります。
それで、ガォーと怒ります。
でもまるは、私の家に来ると、私たちや勘九郎とはなを見て、うれしくて、うれしくて興奮します。
誰にでもとびかかって遊ぼうとします。
勘九郎は怒り、はなは怖がって震えます。

昨日は、はなは、朝から体調が悪そうでした。
毎日、同じように薬を飲ませているのですが、それでも日々、体調に変化があります。
そんな時に、まるが来たので、はなは、ブルブル震えて部屋の隅でじっとしていました。
娘はそんなはなの様子で、急いでまるを連れて帰ろうとしました。

私は、まるの帰り際に、まるにちょっかいを出しました。
まるは大喜びで私に飛びかかってきました。
私は、興奮するまるをなでながらまるに顔を寄せました。
その途端に、私の右耳のピアスにまるの歯が入ってしまったようです。
私は、輪っかになっているピアスが好きで、大抵そういうタイプのピアスをつけています。
その輪っかの部分にまるの歯がはいってしまったらしい。
まだ乳歯なので、とがっていて入りやすかったのかもしれません。
「痛い、痛い」と私は騒ぎ、まるも入ってしまった歯に焦って、必死に歯を抜こうとしたようです。
取れた!と思った時は、私の耳は、大変なことになっていました。
まるが無理にピアスを引き抜こうとしたため、ピアスは輪っかのまま、まるの口から出て来て、私の耳たぶは、ピアスの穴から下まで切れていました。

出血を防ぐためにすぐにティッシュで押さえて、外科へ急ぎました。
受付で事情を話し、待合室で待っている間、看護婦さんが来て、耳の状態を見て消毒してくれました。
「消毒しますけど、痛むかもしれませんが、がまんしてくださいね。」
と言われましたが、それほど痛みはありませんでした。

診察室に呼ばれると、先生は、
「下までざっくり行っちゃってるね~。これは縫わないとダメだよ。」
と言い、すぐに縫う算段です。
ベッドに横になって、耳だけ残して布をかけられ、麻酔をしました。
「麻酔は痛みますけど、少しがまんしてくださいね。」
と言われましたが、ちょっとチクンとしただけで、それほどの痛みはありませんでした。
歯の治療の時の麻酔の方がよほど痛いと思いました。
4か所くらいに麻酔をして、切れた耳たぶを縫いました。
耳は縫いにくいらしく、何度も先生と看護婦さんは、ああだのこうだの言いながら、耳の向きや持ち方を変えながら縫ってくれました。

化膿予防のために抗生剤と痛み止めを出してくれました。
耳たぶって、たいして神経が通っていないようです。
切れた時もそれほど大量の出血はなかったし、痛みもそれほどではありませんでした。
縫った後、麻酔が切れた時は、痛みが出てきましたが、それも眠れないほどの痛みではなく、夜も普通に眠れました。

今日、消毒のために病院へ行きましたが、傷口もきれいで出血もなく、経過は良好だという事です。
一週間後に抜糸で、一日置きくらいに消毒に通えば良いそうです。

切れたとき、私は自分の耳は見えていなかったのが幸いでしたが、娘が私のざっくり切れた耳たぶを見たので、相当ショックを受けてしまったらしく、沈んでいました。
「ごめんね、ごめんね」
と何度も言って、かなり落ち込んでいるようでした。
「大丈夫よ。縫ってしまえば、後は回復するだけだから。まるも悪気があったわけじゃないし、タイミングが悪かっただけだから、仕方ないよ。」
と私は言いました。

娘は治療費を払うと言っていましたが、もちろん断りました。
他人がけがをしたのでなかったので、良かったと思いました。
これからも、何があるかわからないので、よその人にけがをさせたりしないように気を付けるように言いました。

思いがけない怪我をしてしまいましたが、まるは可愛いです。


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