さきほど、寒中見舞いが届きました。
お礼が遅くなりましたが亡き母に年賀状を頂きありがとうございました
連絡が行き届かず大変失礼いたしましたが
母は昨年八月 八十六歳にて他界いたしました
長男さんからのはがきでした。
86歳で亡くなったのは、私の友達のお母さんでした。
私の友達は、若くして亡くなりました。
23歳になったばかりでした。
私が、初詣でおみくじをひけなくなったのは、彼女の件があったからです。
『初詣』
あの時、彼女は、おみくじで凶を引き、その年の冬に亡くなってしまいました。
弟さんと二人だけの兄弟だったので、お母さんは一人娘を亡くして、さぞかし寂しい思いをしただろうと思います。
お母さんは彼女が亡くなってからも私に連絡をくれました。
私の結婚式にも出席してくれました。
でも、年月が経つにつれ徐々に疎遠になり、お付き合いといえば、年賀状だけになりました。
『お印の高野槙』という記事にも書きましたが、娘が中学生の時、友達が亡くなってから20年ぶりくらいでお墓参りにいくことができましたが、その時にもせっかく近くまで行ったのにお母さんにお会いする時間はなく、電話だけで失礼してしまいました。
その後も、年に一度の年賀状だけのお付き合いでしたが、細々とお母さんとのお付き合いは続いていました。
孫が生まれてからは、毎年、孫たちの写真を載せた年賀状を送りました。
「そういう年賀状は、お母さんにとっては、どうなんだろう」と思いましたが、お母さんは、私の孫の成長を喜んでくれているようでした。
そして、去年の年賀状には、
お孫さんが小さいうちの夏休みに一度遊びに来てください。
私も85歳です。
と書かれていました。
「85歳か~。そうだよね、そのうち、夏休みに孫たちを連れて遊びに行こうか」
と主人と話しました。
そんな日が来たら、どんなに良いだろうと思いましたが、兵庫県なので、孫たちも一緒の旅行を実行するには、難しい距離でした。
確かに年齢からしたら、そういう時期なのかもしれませんが、年賀状は自筆だったし、その文字の感じや「遊びに来てください」という文面からは、健康を損なっているようには、感じられませんでした。
定年まで小学校の先生をされていたらしく、年賀状は、いつもきれいな文字で書かれていました。
それなのに、長男である弟さんからの悲しい寒中見舞いが届き、胸が痛みました。
ある意味納得のいく年齢なのかもしれません。
でも、お元気でいると思っていたので、戸惑いました。
なんとなく疎遠になって、近況を伺うこともしなかったことを後悔しました。
いろいろな思い出が、よみがえりました。
遅ればせながらですが、ご冥福をお祈りしたいと思います。
お礼が遅くなりましたが亡き母に年賀状を頂きありがとうございました
連絡が行き届かず大変失礼いたしましたが
母は昨年八月 八十六歳にて他界いたしました
長男さんからのはがきでした。
86歳で亡くなったのは、私の友達のお母さんでした。
私の友達は、若くして亡くなりました。
23歳になったばかりでした。
私が、初詣でおみくじをひけなくなったのは、彼女の件があったからです。
『初詣』
あの時、彼女は、おみくじで凶を引き、その年の冬に亡くなってしまいました。
弟さんと二人だけの兄弟だったので、お母さんは一人娘を亡くして、さぞかし寂しい思いをしただろうと思います。
お母さんは彼女が亡くなってからも私に連絡をくれました。
私の結婚式にも出席してくれました。
でも、年月が経つにつれ徐々に疎遠になり、お付き合いといえば、年賀状だけになりました。
『お印の高野槙』という記事にも書きましたが、娘が中学生の時、友達が亡くなってから20年ぶりくらいでお墓参りにいくことができましたが、その時にもせっかく近くまで行ったのにお母さんにお会いする時間はなく、電話だけで失礼してしまいました。
その後も、年に一度の年賀状だけのお付き合いでしたが、細々とお母さんとのお付き合いは続いていました。
孫が生まれてからは、毎年、孫たちの写真を載せた年賀状を送りました。
「そういう年賀状は、お母さんにとっては、どうなんだろう」と思いましたが、お母さんは、私の孫の成長を喜んでくれているようでした。
そして、去年の年賀状には、
お孫さんが小さいうちの夏休みに一度遊びに来てください。
私も85歳です。
と書かれていました。
「85歳か~。そうだよね、そのうち、夏休みに孫たちを連れて遊びに行こうか」
と主人と話しました。
そんな日が来たら、どんなに良いだろうと思いましたが、兵庫県なので、孫たちも一緒の旅行を実行するには、難しい距離でした。
確かに年齢からしたら、そういう時期なのかもしれませんが、年賀状は自筆だったし、その文字の感じや「遊びに来てください」という文面からは、健康を損なっているようには、感じられませんでした。
定年まで小学校の先生をされていたらしく、年賀状は、いつもきれいな文字で書かれていました。
それなのに、長男である弟さんからの悲しい寒中見舞いが届き、胸が痛みました。
ある意味納得のいく年齢なのかもしれません。
でも、お元気でいると思っていたので、戸惑いました。
なんとなく疎遠になって、近況を伺うこともしなかったことを後悔しました。
いろいろな思い出が、よみがえりました。
遅ればせながらですが、ご冥福をお祈りしたいと思います。