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積丹半島を後にした私たちは、余市へ向かいました。
テレビドラマ「マッサン」で有名なウィスキーの蒸留所です。
私は、見ていなかったドラマですが、知ってはいました。
それがなかったら、寄らなかったところだと思います。
ドラマの影響だと思います。
とにかくすごい人でした。
観光バスが何台も止まっていて、おみやげを買うのも大行列でした。
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中庭を歩いていると、プーンと麹のような独特の香りが当たり一面に広がっています。
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東京ドーム3個分の広さのある敷地の中で、日々ウィスキーが造られています。
旧竹鶴邸
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リタさんの家
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これらの家は、余市町郊外にあったそうですが、こちらに移転して再現しているそうです。
おなじみのマークです。
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私はウィスキーは飲めないので、無料の試飲コーナーにも行きませんでしたが、
たぶん、相当な人がいたのではないかと思います。
庭には、シロツメクサと黄色いタンポポのような小さな花がたくさん咲いていました。
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私は、ここで息子にウィスキーをおみやげに買うことにしました。
主人は、
「この行列に並ぶの?」
とうんざりしたような顔をしていましたが、息子へのお土産はウィスキーしかないと思い、行列に並びました。
「余市」や「竹鶴」など、目が飛び出るような値段のウィスキーもお一人様5本までと書かれていて、飛ぶように売れていきます。
手ごろな価格のウィスキーは、すでに残り少なくなっていましたが、私も何とかゲットして、一安心。
私は「余市」の二種類のウィスキーの小瓶を購入しました。
今朝、息子に、
「あのおみやげのウィスキーはどうだったの?」
と聞いてみたところ、
「そこそこのウィスキーだから、普段に飲むのはもったいないから、まだ飲んでいない。」
とのことでした。
息子は、サントリー派なので、どうかなぁ。
余市を後にして、次の目的地小樽へ向かいました。
小樽に着いた頃は、ポツポツと雨が降り始めていました。
前日の事を踏まえて、この日は、傘を持っていたので、大丈夫です。
車を置いて、傘を差しながら、小樽運河方面へ向かっているうちに雨は止み、傘は不要になりました。
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現在も倉庫として使われているところもありますが、大半は、中にお店が入っています。
人力車があちこちにいて、観光客に声をかけています。
私たちは、人力車には乗りませんでしたが、美味しい海鮮丼のお店を紹介してもらいました。
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このお店は、母娘でやっている店で、カウンター席しかなく、
座れる人数もほんの数人という小さな店です。
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この旅行で唯一の高級な昼食でした(笑)
すでに2時を過ぎていたので、久しぶりに空腹感があり、美味しく食べることができました。
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その後、周辺の町を歩き、お土産屋さんをあちこち覗いて、留守をお願いしている娘たちや友達、会社の人などのおみやげを購入し、自宅に送ってもらいました。
お店めぐりに時間を費やしてしまったので、札幌の「白い恋人パーク」には、行けませんでしたが、おみやげが買えた事で、ほっとしました。
小樽、余市、積丹半島まで走って、この日も充実した一日になりました。