はーちゃんの気晴らし日記

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土手の猫たち---ショッキングな出来事

2019年10月26日 | 出来事

今日の「ハッピーカラー」は、「ハロウィン」です。

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今朝は、今年一番の寒さを更新したようです。

土手でバードウォッチングの人と出会い、「今日は、今年一番の寒さで、11度だったよ。」と聞きました。先日は、畑のおじさんに12度だと聞いたので、また1度下がったという事です。

今朝の日の出前の空です。

スマホで撮りました。実際は、もう少し赤みが強かったのですが、カメラで撮るよりは、きれいな色が出ているように思いました。

これなら、カメラなんか要らないじゃん!と思いました。

今朝は、怪我をした猫に会いました。いつもは、階段の途中にいたり、石の上に座っていたりするのに、今朝は珍しく草木の下にいました。私は、思わず「あら、珍しいわね。そんなところにいたの?」と言いました。するとその猫は、いつものように「ミャー」と答えました。

私は、猫を飼ったことがなく、猫の事はほとんどわかりませんが、猫って人間が話しかけると、そうして答えるものなんでしょうか?

久しぶりに怪我をした猫に会った翌日のことです。その日は、ケガをした猫には会いませんでしたが、どこかにいるんだろうと思いながら歩きました。

私はいつも往路は土手を歩き、復路は土手の途中から降りて、土手の下の道を歩きます。たいていの人は、土手の上をそのまま折り返しているようですが、私は復路は土手の下と決めています。土手の下の道は、車にはたびたび出会いますが、歩く人はほとんどいないので、人に出会う事はありません。土手の下を歩いて大きな橋の下を通って、畑の中を歩くのがいつもの私のウォーキングコースです。

もう少しで橋に近づく頃、ふと見ると、道の脇に猫が倒れているのを見つけました。どう見ても死んでいるようでした。足からは出血していました。そばには、猫が吐いたと思われる液体が流れていました。たぶん、車に撥ねられたんだろうと思いました。倒れている猫の姿を見ていると、たまらなくなりました。全く知らない猫ではなかったからです。

たまたまこの少し前に猫の写真を撮っていました。この一番右側にいる猫です。

この場所で、毛色が他の猫と違っている猫は、この猫しかいないので、すぐにわかりました。

ショックでした。どうしたものかと思いました。先ほども書きましたが、この道は歩く人はほとんどいないし、車が通るだけです。道の脇に倒れているので、車では気が付かずに通り過ぎていくだろうと思いました。どうしようかなと思いながら、橋の下まで行ってみると、いつも会うカメラのおじさんがいました。その人は、いつも一眼レフを首にかけて、猫の写真を撮っている人です。その人とは話はしたことはないのですが、会えば挨拶をしていました。

「あそこで猫が死んでいるんですけど、どうした良いでしょう?」と言うと、カメラのおじさんは、「えっ?どこですか?もしかしたら、三毛猫ですか?」と言いました。「そうです。すぐそばです。」と言って、猫が倒れている場所へ案内しました。カメラのおじさんは、「今朝は、三毛猫がいないなぁ、どうしたんだろう?と思っていたんですよ」と言いながら、私の後をついてきました。猫の姿を見て、おじさんは涙ぐんでいるようでした。私も泣きそうになりました。

「どうしたらいいでしょう?」と私が言うと、「役所に電話すれば処分してくれるけど、ゴミとして捨てられるだけだから、ボクが何とかしますよ。」とカメラのおじさんは言いました。そして、軍手を取り出して、猫を抱こうとしました。その時点で私は、「それじゃお願いします」と言ってその場を去りました。その場にいても何もできないと思ったし、その日は、主人が出かける予定だったので、急いで家に帰られなければならなかったのもあります。

今朝のウォーキングでカメラのおじさんに会いました。私に会うなり、その人は「先日は、ありがとうございました。」と言います。私も「いえいえ、こちらこそ、ありがとうございました。」と言いました。

おじさんの話では、あの後、たまたま知り合いが車で通ったので、二人で猫を埋めたと言っていました。

 

この春、土手を通って、初めて猫たちを見かけ、エサをやる人たちを見た時は、かなりの違和感でした。

でも、この半年以上、毎日そういう光景を見ているうちに、今更猫のエサやりを止めるとしたら、猫は飢えるだろうし、エサを求めて民家の方に移動するかもしれないと思うようになりました。

現在平和に共存していられるのは、猫がお腹を空かせていないからかもしれないと思ったりします。エサやりはしないけれど、ウォーキングで土手を通り、猫に会うのを楽しみている人も多くいるのも知りました。

詳しく調査したわけではありませんが、今のところ、猫の被害を聞かないし、苦情があるという話も聞きません。近くに民家がないので、今のところ大きな問題にはなっていないように思います。

中には、首輪をしている猫も数匹いるので、捨てられた猫だろうと思います。そういう猫は、とても人懐っこく、私が通っても逃げません。平気で寝転んだりしています。

悪いのは人間です。最後まで責任をもって飼わないから、野良猫が増えます。エサをやるのも野良猫を増やす原因の一つではあります。でも、この半年間、猫とエサやりの人たちを見てきて、ここまで来てしまったら、後戻りはできない気もしています。

なので、今いる猫は仕方ないとして、これ以上猫を増やさないことを考える必要があると思います。何とか捕まえて避妊手術をするなど、できないものかなぁと思ったりしています。


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