はーちゃんの気晴らし日記

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土手の猫たち---怪我をした猫

2019年10月25日 | 出来事

今日の「ハッピーカラー」は、「ハロウィン」関係かな?カボチャがあるので、コーヒーを飲みながら、ハロウィンの飾りつけをしているところかなと思いました。

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昨日書いた赤ちゃん猫の両親です。いつもこの2匹は一緒にいるので、たぶんそうだろうと思っています。赤ちゃん猫がいなくなってすぐに写真です。

今まで、一緒にいた子供が突然いなくなって、どう思っているんだろうか?と思ったりしましたが、2匹は何事もなかったかのように、のんびりと日々を過ごしています。

いつ頃だったか?春先には違いないのですが、顔にひどいケガをしている猫を見つけました。左目の横は真っ赤になっていて、目は開かないようでした。右の耳の下も赤くなっています。ひどいケガでした。他の猫と喧嘩をしたんだと思いました。

猫は春先になるとサカリが来ると聞いたことがあります。メス猫を奪い合ってけんかしたのかもしれないと思いました。実際、この猫がオスかメスかわかりませんが、私はそう想像しました。

同じような毛色の猫はあちこちにいますが、顔のケガで私はその猫を特定することができました。その猫は他の猫とは離れて、いつも一匹だけでいます。それが、喧嘩に負けたってことなのかな?とおもいました。

その猫を見かけるようになってから私は、毎日怪我の様子を見ました。日が経つにつれて徐々に赤くなっていた部分が黒っぽくなり、かさぶたになっていっているのがわかりました。私は、その猫を見かけると「おはよう、だいぶ良くなってきたね」と声を掛けます。すると、猫は「ミャー」と返事をします。何か話しかけると、その猫は、いつも私をじっと見つめて「ミャー」と鳴きます。

怪我は徐々に良くなっていて、開かなかった左目も開くようになってきました。「あら、目が開くようになったのね。」と言うと、猫は「ミャー」と答えます。「良かったねぇ」と言うと、再び「ミャー」と答えます。

アジサイが咲いているので、6月頃の写真です。左目の横の傷は、黒っぽくなっていて、だいぶ良くなっていました。

耳の下の傷も、だいぶよくなっていました。

真夏になって、傷はどうなったかな?暑いから膿んだりしないかなと思っていましたが、黒かったかさぶたが取れて、傷口は白っぽくなっているように見えました。「あら~、だいぶ良くなってきたね」と声を掛けると、相変わらず「ミャー」と鳴きました。

ところが、9月のある日、この猫を見ると、良くなっていたはずの傷口が再び真っ赤になり出血していました。たぶん、暇に任せて自分でひっかいしてしまうんだろうと思います。半年くらい前に私が初めてこの猫を見た時とほぼ変わらないくらいひどい状態になっていました。

私は、思わず「ダメじゃない!せっかく良くなってきたのに、どうして自分でひっかいちゃうの!」と怒りました。すると、猫は、いつものように「ミャー」とは鳴かずに、じーっと私の顔を見ていました。その時は、私が何を言っても「ミャー」と鳴くことはありませんでした。たぶん、私が怒っているのがわかったんだと思います。飼い猫なら、カラーをして、自分でひっかいたりできないようにするのですが、それもできません。もしかしたら、私が春先に猫を見た時は、ケガをしたばかりではなくて、ずっとそんな状態を繰り返していただけなのかもしれないと思いました。

でも、今まではずっと一匹だけでいるところしか見たことがなかった怪我猫が、最近は仲間の猫と一緒にいるのを見かけるようになりました。それは、ちょっと良かったなと思う事でした。

先日、台風19号が来て、大雨が降りました。相模川の水も増水して、危険な状態になっていました。自分たちが避難準備をしながら、こんな大雨の時、土手の猫たちはどうしているんだろう?どこにいるんだろう?と思ったりしました。

台風が去って、再びウォーキングを始め、土手の猫たちに会いました。なんとなく、台風前より猫の数が減っているような気がしました。

あの怪我をした猫はどうしたかな?と毎日気にしながら歩きました。一週間が過ぎてもケガした猫の姿は見かけませんでした。

ところが、10日目くらいの時、他の仲間と一緒にいるのを見ました。

私は、思わず「あら~、久しぶり」と言いました。すると、いつものように猫は「ミャー」と鳴きました。「元気でいたのね~」というと「ミャー」と鳴き、「良かったね~」というと「ミャー」と答えました。

ほっとしました。

顔の怪我は相変わらずでした。もっとも、ケガが治ってしまったら、他の猫と見分けがつかなくなってしまうとも思います。「あのけがは一生治らないのかもしれない」と思ったりしています。


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