はーちゃんの気晴らし日記

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合同慰霊祭

2009年07月29日 | 我が家
日曜日は、義父母の合同慰霊祭でした。

毎年この時期になると行われる年に一度の行事です。
我が家のお墓は霊園なので、様々な宗派の人が入っています。
そこで、年に一度、宗派を超えて一堂に集まり、慰霊祭が行われます。
義父が亡くなってからこの霊園にお世話になるようになったので、この行事に参加するのも30年近くになります。
今年は、たまたま我が家に来ていた娘とまめ・ツブも参加しました。

毎年、7月になると案内が来ます。
我が家はお墓参りというと春と秋のお彼岸だけ。
お墓がすぐ近くにあるわけではないので、たびたびお墓を訪れることはできません。
慰霊祭は、新・旧のお盆をはさんだ時期に行われるので、お盆のお墓参りもこの慰霊祭に行く事で兼ねています。

霊園の隣にあるお寺の本堂にたくさんのお坊さんが集まります。
何人くらいか数えた事はありませんが、20人くらいはいるように思います。
それだけの人数の人が一斉にお経をあげるので、お経も音楽のようです。
慰霊祭に参加する人の数も多く、お寺の本堂には入りきれず、外にはテントが張られ、そこにも入りきれない人たちは、休憩室でビデオで流れる本堂の様子を見ながらの参加となります。
そこにも入れずに外で立っている人もたくさんいます。

義母が元気だった頃、いつもこの慰霊祭の事になると私と意見が食い違いました。
義母は、
「慰霊祭なんて、行かなくても良いんじゃない?」
と言います。
夏の暑い時期なので出不精の義母には、面倒だったのかもしれません。
「お金だけ出すから、行ってきて。」
と言ってみたり、
「慰霊祭なんて、どうしても行かなくちゃならないものじゃないでしょう。」
などと言ったりしました。
私は、
「これは、義務とか何とかじゃなくて、気持ちの問題でしょう。」
と言ってしまったこともあります。
毎年のように出かける前のすったもんだがあったので、そのうち慰霊祭の案内が来ると、義母には言わずに、私と主人とで黙って出かけるようになりました。
お墓参りを兼ねている事と、行けばかなりの人数が集まるので、お墓の中の義父も自分の家族が誰も来ないのは、寂しいかもしれないと思ったからです。

その後、義母も亡くなり、義父と同じお墓に入りました。
そして、今年も7月になり、合同慰霊祭の案内が来ました。
私たちは、例年のごとく参加しました。
お墓に入った義母は、相変わらず慰霊祭に参加している私たちをどう思っているんだろうと思いながら。





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