はーちゃんの気晴らし日記

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真実はどうなんだろう?

2009年04月22日 | 雑談
林被告「国には殺されたくない」 カレー事件最高裁判決(朝日新聞) - goo ニュース

『嘘も100回言えば真実となる』
と言いますが、これは、
”たとえ嘘であっても、繰り返し言い続けることにより、誰もが真実と感じるようになる”
という意味です。
和歌山カレー毒物事件の容疑者、林真須美被告を見ていると、
言っている本人も繰り返し嘘を言っていると、実際それが本当のことだと思うようになるのかなと思ったりします。

ロス疑惑の三浦和義氏もそうでしたが、限りなく黒に近いと思うのに、本人は最後まで犯行を否認し、そのまま死に至りました。

今回の林真須美被告の件も、同じように感じます。

「最高裁には一縷の望みを持って今日を迎えたのに同じような判決で残念です。
自分は無実で何もやっていない。自分の疑いを晴らすまで頑張ります。」

「荷物は宅下げ(家族らへの引き渡し)に出し、身辺整理はした。
あとは出る(出所する)のみや。
闘志をむき出しにして闘う。
こんな茶番的な裁判で殺されてたまるか」

「死刑なんてくやしくて仕方ない日々をすごしている」

「犯人じゃない。真犯人は別人で必ずいる。殺されたくありません。」


これらは、林真須美被告の言葉だそうです。
この事件は11年も前のこと。
そして、林真須美被告は11年間ずっと自分は無罪だと言い続けてきました。

○カレー鍋のものと同じ特徴のヒ素が被告宅から発見された。
○被告の頭髪から高濃度のヒ素が検出され、ヒ素を扱っていたと推測できる。
○ヒ素混入の機会があったのは被告だけで、不審な挙動が目撃されている。

裁判で有罪とされた決め手です。
砒素なんて、どこの家にもあるものではなく、これらのことは、林被告が限りなく黒に近いことを表していると思います。

5月21日から始まる裁判員制度、もしも私が裁判員に任命されてこんな事件を担当したら、正直言って結論は出せないだろうと思います。
限りなく黒に近いのに、動機も不明、本人も絶対にやっていないと言い続ける。
そんな人を死刑にできるのかなぁ。
実際死刑が執行されたとしても、ここまでやっていないと言い張り、最後まで事件に関する反省がない人間を死刑にする意味があるのかなぁと思ったりします。

すぐに人を信じてしまい、言われるまま騙されてしまうことの多い私は、裁判員には向かないような気がします。

この事件「真実は神のみぞ知る」ってことでしょうか。




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