はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

息子とバイク

2009年04月22日 | 我が家
最近、息子はバイクに凝っています。
バイクに乗るというよりも、バイクを自分の好きな形に改造することに凝っているのです。

去年の今頃にバイクを購入し、雨ざらしになっているだけで、ほとんど乗ることはなかったバイクなので、邪魔だし、乗らないならさっさと手放して欲しいと思っていた私ですが、最近は、息子から出る話はバイクのことばかり。

ネットで部品を注文し、次々と大きな部品が送られてきます。
玄関で作業をするので、我が家の玄関は大きなダンボールで一杯になり、足の踏み場もなくなってしまいます。

前後のタイヤの上のもの(泥除けというのかな?)を別のものと取替え、それには、車高が高すぎると車高の調整に出し、その後、ハンドルを替え、その他細かい部分を替え、部品を買ってきては、バイクに合わせて色を塗り・・・
はっきり言って、何が変わったのかわからないっつうの!

自分でできる部分は自分でやり、専門家でなければできない部分は、何回かバイクの修理工場に出して、お金も相当かかったと思います。
まだすっかり気に入るように出来上がったわけではなさそうですが、それでも大分自分の理想に近いような形になったようです。

バイク屋さんからバイクが帰ってきて、
「バイク見た?」
と言われ、
「バイクがあるのは、見たけど、何がどう違っているのかさっぱりわからない。」
と私が言うと、それ以上何を言っても無駄だと思ったらしく、矛先は娘とまめパパに向かいました。
でも、二人ともバイクには興味がありません。
すると息子は、
「ねぇ、この家の人は、何なの?
バイクが修理工場から帰ってきたと聞いて、誰も見に行こうとしないの?
どんな風になったのかな?という興味が湧かないの?」
と言っては、何とか私たちに見せようとしましたが、結局その日は、誰も出来上がったバイクを見に行こうとはしませんでした。

一番興味を示したのはまめだったようです。

おいちゃんのバイクに乗せてもらってご機嫌さん。


エンジンをかけてもらうと、音に驚いて息子にしがみついていたそうですが、
なかなか降りようとしなかったとか。
将来、バイクを乗り回すようになったら困るので、
まめには、あまりこんなものに興味を持って欲しくないと思っている私たちです。



購入当時のバイクです。

こうして比べてみると、前後の泥除けの部分が大きくなったのが、わかりました。


昨日の夕飯は、帰りの遅い主人を待たずに、息子と二人で食事をしていましたが、息子の話はずっとバイクのことばかり。
「昨日、会社の駐車場にバイクを置いておいたら、別の課の人たちがたくさん俺のバイクの周りに集まって、『カッコいいネェ』と言っていたんだよ。」
とうれしそう。
「でも、失敗したよ。ハンドルが幅を取りすぎちゃって狭い道が通れないんだよ。
あれは、失敗だったなぁ。」
と盛んに言うので
「まさか、それでまたハンドルを取り替えるってわけじゃないよね?」
と言うと
「だって、取り替えなくちゃ、狭い道でのすれ違いが大変だよ。つけてみないとわからないもんだなぁ。でも、今度は配線が要らないから自分でつけられるし、それほど金はかからないと思う。」
と言います。
「だって、買ったばかりでしょう?今ついているハンドルはどうするの?」
と言うと、売りに出すとのこと。
いくら息子のお金だからと言ってもったいなさすぎです。
「違法な改造はしていないんでしょうね?」
と言うと
「走っていてイチイチ警察に止められたりするのは面倒くさいから、違法なことはしないよ。」
と言うのでそれは一安心。

息子は、一時期お付き合いする人ができたみたいな感じでしたが、どうやらそれ以上発展するような相手ではなかったらしく、今の息子の興味の対象は女の子よりバイクということのようです。
最近の休みは、外でバイクをいじっている息子の姿をよく見かけます。
主人は
「金がもったいない」
と言っていますが、部屋に閉じこもりっきりでゲームをしているより、太陽の光を浴びてバイクをいじっている方が健康的かな?と思ったりもします。

凝り性の息子なので、いつまでこのバイクへの興味が続くのか。
今までの例で行くと、3~4年くらいは続くんだろうな。

息子のバイク熱が会社でも波及し、今では休み時間の話題の大半を占めるようになっているそうで、バイクの免許を取りに通う人が数人現れ、別のタイプのバイクで通勤してきている人が、息子のようなアメリカンタイプに乗り換えたりしているとか。
今のところ息子は、月に3~4回程度会社に乗って行ったり、ちょっとコンビニへ行ったりするのに乗る程度ですが、全員が免許を取ったら、そのうちツーリングをしようという話も出ていると言うことです。

そうなってくると、私の心配がまた増えるわけで・・・
困ったもんだ!




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