コスモスの花束

先週の土曜日、まめたろうの幼稚園のバザーがありました。
あいにくの雨でした。
かなりの本降りで、せっかくのバザーも教室の中で行われ、賑やかさもイマイチだったようです。
娘は来年ツブの幼稚園入園準備のために、必要な手芸品をバザーで手に入れるため、早めに並んで、めぼしいものをゲットしたいと考えていました。
雨だったので、まめとツブは、私と主人が後から送ることになりました。

娘が出かけてから、まめはカバンから可愛い花束を出してきました。
白とピンクの濃淡のコスモスの花束でした。
前日、まめパパの実家へ遊びに行って、ババちゃん（パパのお母さん）と一緒にコスモスを摘み、花束にしてもらったそうです。
まめは、うれしそうにその花束を私に見せました。
まめの手にちょうど良いくらいの小さな小さな花束でした。
「あら、きれいねぇ」
と、私は言いました。
「せっかくの花束だから、お水につけておけば？」
というと、まめは、
「このままで良いの！」
と言って、その花束を大事そうに持っていました。

そろそろバザーが始まる時間になり、私と主人とでマメとツブを幼稚園まで送りました。
その時もまめはその花束を持っていました。
それで、私はまめに聞いてみました。
「その花束、誰かにあげるの？」と。
まめは、返事をしたようなしなかったような・・・
なので、私は再度聞きました。
「担任の先生にあげるの？」
と。
それに対しても、まめは答えませんでした。
その後、私は花束のことはすっかり忘れていました。

バザーを終えて、娘と一緒にまめが帰ってきました。
娘は私にこそっと言いました。
「あの花束ね、クラスの女の子にあげたのよ。」
と。
まめは、バザーの会場に入るとすぐに、走って行ってその女の子を探し、花束をあげたとか。
特に恥ずかしそうにするでもなく、当然のように「はい！」と言って渡し、女の子も普通に「ありがとう！」と言って受け取ったそうです。

娘の話では、去年からまめは、その女の子が気になっているらしい。
以前にも、まめがその女の子の事を言っていたのを思い出したと言っていました。

へぇ～
でした。
まめにもそんな感情があるんだ！

まめの初恋かな？