はーちゃんの気晴らし日記

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生きるということ

2010年10月08日 | 雑談
こんなタイトルをつけると、奥が深い内容の記事かと思われてしまいそうですが、私が書くことですから、なんてことはないんです。

最近、私の周囲で
「何のために生きているのかわからない。」
とか
「この先、生きていて何になるのか」
という声をよく聞きます。
全員が私と同年代か、もっと年上の人です。
そういう言葉を聞くと、私はなんてのほほんと生きているんだろうと思います。

若い頃は「何のために生きるのか?」などと真剣に考えたこともあります。
ただのんべんだらりんと生きてはいけない。
自分の生きた証を残したい。
世の中のために役立ちたいとか、名声を残したいとか。
でも、そんなのは一時で、私はこの年までのんべんだらりんと生きてきてしまいました。

今の私は、生きる意味などを考える余裕すらないように思います。
毎朝4時30分に起きてお弁当を作り洗濯、掃除、ハイジの点滴、朝食をかきこんでお化粧。
それらの合間にちょこっとネットゲームもしたりします。
仕事の間は、昼休みや3時休みを含めて一日9時間拘束されます。

家に帰ればクマと勘九郎が散歩を待っています。
娘たちが来ていれば、娘が夕食の支度をしていてくれますが、私は代わりに孫たちの相手です。
娘たちが帰るまで、バタバタとした時間を過ごします。
来ていなければ、当然私が夕食の支度です。
支度が終わる頃主人が帰ってくるので、二人で食事をして後片付け。
お風呂に入れば、もう寝る時間です。
本当に一日があっという間で、何も考える余裕がないというのが現実です。

還暦を過ぎた私が、今でも働いているのには、それなりに理由があります。
経済的なことが一番ですが、少しでもお金を貯めて今までできなかった旅行をしたいと思っています。
以前にも書きましたが、仕事を辞めてからの夢は色々あります。
なので、そのためにもこの先、そんなに長い期間ではないのだから、がんばって働こうと思っています。

いつも主人と話します。
今、私たちの一番の役目は3匹の世話と、最終的に3匹を看取ること。
私たちがいなくなったら・・・
息子や娘では、今の私たちのようには3匹の世話をすることはできません。
そのためにも私たちはがんばって生きなければと思います。

そして、私が生きる支えになっているのは、なんと言っても二人の子供たちです。
子供たちに何かして欲しいとは思っていません。
今は、息子にも娘にも頼られている私は、二人のためにもがんばって生きようと思います。
独身の息子は、経済的には自立していても、炊事・洗濯・掃除など、私がいなければ何もできません。
いずれ経済的に息子の援助を受けることになっても、息子が独身のままでいるならば、私がいなければ困るでしょう。
娘は、日々の出来事や愚痴を私に話すことで、心の平和を保っているようです。

私は、そんな二人の子供の支えになっていると思っているので、それが今の私の生きる意味です。
実際は、いなければいないなりになんとかなるものなんでしょうけれど。

この先、私が息子や娘を頼るようになったとき、その時は私の役目が終わった時かなぁと思います。

人は誰かに頼られてこそ、誰かに必要とされてこそ、生きていられるように思います。
そんな風に思います。

「いつまでも親を頼っていてはいけない」
それは当然ですが、親を頼るのも親孝行なのかもしれませんよ。


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