はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

とろろ騒動

2017年06月23日 | まめたろう
一昨日、パパは無事にドイツから帰国しました。
ドイツのおみやげは、チョコレートとビールとマスタードでした。
ビールは、飛行機に持ち込める重量が制限されているので、バラでしか買えなかったと500mlの缶ビールを2本もらいました。
向こうで飲んで、とても美味しかったビールだそうです。
ソーセージもとても美味しく、お土産にしたかったけれど、ソーセージは持ち込めないため、代わりにマスタードにしたとか。
それも、美味しかったものだと言っていました。

そのパパのお土産を持って、夕方、娘と孫たちが来ました。
娘と孫たちが来たのは突然だったので、夕食の用意はなく、あり合わせで食べることにしました。
ひとつひとつの量は少しでしたが、お肉、サラダ、煮物、味噌汁で、何とかなると思いました。
それに、3人分ですが、とろろがありました。
山芋ではなく、とろろになったものが1パックずつ冷凍されているものです。
孫たちはとろろかけご飯が好きなので、ちょうど3人分あったので、子供たちはそれがあれば、大喜びだろうと思いました。
3袋の冷凍のとろろをひとまとめにして、麺つゆで味をつけ、刻み海苔をかけました。

最初にツブがそれを見つけて、
「ヤッター!とろろだ~!」
と言って、自分のご飯にとろろをかけました。
どんどんかけてしまい、途中でストップをかけたのですが、
「これが、オレのやり方~」
と、まるで、かつて流行った「銀ギラ銀にさりげなく」の歌詞のような事を言いました。
ツブが、そんな曲を知っているわけはないので、偶然だと思います。
娘がそれを見て、
「一人で、そんなにかけてしまったら、お兄ちゃんとミニの分がなくなっちゃうでしょう!」
と言ったのですが、
「いいの。いいの。自分さえよければ良いの。これがオレのやり方~」
と、開き直り、さっさと食べ始めました。

残ったとろろを見て、
「もう、これだけしか残ってない!」
とミニが言い、残ったとろろを自分のご飯にかけたのですが、その量は、大さじ1杯半分くらいでした。

のんびりしていたまめが食卓についた時、とろろは、ティースプーンに1杯半くらいの量しか残っていませんでした。
まめは、それを見て、騒ぎ出しました。
「どうして、これだけしかないの?もっととろろが欲しい。ババ、他にもとろろはあるんでしょう?」
と言うので、
「今日は、それしかないのよ。」
と言うと、まめは、
ギャーギャー騒ぎ出し、食卓につかずに、部屋の隅で拗ね始めました。
「どうして、とろろがないのぉ~?!」
「とろろがないと嫌だ~」
と、ビービー言いながら、大騒ぎです。
まめがそんなことをしている間、みなほとんどが食事を終えました。

「お肉が柔らかくて美味しいから、とろろがなくても食べられるよ。」
と言うと、
「とろろと一緒にお肉を食べたかった~!」
と言います。
「とろろを出してよ~!」
と言います。
「明日、山芋を買ってきて、とろろご飯にしてあげるから」
と、私が言うと、
「明日は、ボクは居ない~」
と言います。
そういえば、その翌日は、まめは学校のキャンプで、一晩、キャンプ場に宿泊する日でした。
「それじゃ、明後日、とろろご飯にすれば良いでしょう?」
と言ったのですが、その後もグダグダと騒いでいました。

それまで、なだめていた私たちは、だんだんイライラしはじめ、娘も大きな声でまめを叱りました。
「どうして、ボクが言われなくちゃならないの?悪いのはツブなのに。ツブがみんなの分までとろろをかけちゃったから悪いのに、どうしてボクが怒られるんだ~」
と言います。
「きっかけを作ったのはツブでも、その後の態度は、まめが悪い。そんなにいつまでも言っているような事じゃない!」
と、娘が言いました。
「どうして?どうして?ボクが悪いの?悪いのはツブなのに、どうしてボクが怒られるの?」
と言うので、
「それが、わからないなら、まめの頭は腐ってるね」
と、私は言って
「食べないなら、食べなくても良い!」
と、まめの食事を全部片づけました。

食事が出ている間は、グダグダ言っていたまめですが、全部片づけられてしまうと、これは、食べなければ食べないまま終わってしまうと思ったらしく、
「ご飯を食べる!」
と言い、ほんの少し残っていたとろろをかけてご飯を食べ、温泉卵とお肉と味噌汁で、結局ご飯をお代わりして、まめの食事が終わりました。
とろろで大騒ぎの夕飯となりました。

キャンプで一泊したまめは、また今日、夕飯を食べに来ると思います。

約束通り、山芋を買わなくちゃ・・・と思っていたのに、すっかり忘れ、買い物の帰りに思い出し、慌ててスーパーへ戻って山芋を買いました。
まめが覚えているかどうかはわかりませんが、もしも覚えていて、とろろがないとなると、またあの時のような騒動になるのは、困るので、思い出して良かったです。


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