はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

子供の不思議

2013年07月22日 | まめたろう
先日、昭和記念公園へ行った時のことです。
私たちは、渓流広場レストランというところで、食事をしました。
そこは、バーベキューもできるし、ラーメン屋さんと牛丼のお店、焼きそば、から揚げなどがありました。
私たちはそれぞれ食べたいものを食べ、デザートにカキ氷で、いざ、出発。
でも、その前にトイレを済ませておこう、というので、順番にトイレに行きました。
ミニがいるので、全員一斉にトイレに・・・というわけには行きません。

私とまめは、白いテント風の屋根のあるところで、娘たちがトイレに行っている間、待っていました。

この屋根の下です。


すると、まめたろうが屋根に蜂の巣を見つけました。
中くらいの巣に蜂がたくさん入っていました。
「これは危ないね。お店の人に教えた方が良いんじゃないかなぁ。」
と私が言うと、まめがすっと立ち上がって、
「ボクが言いに行くから、ジジかババが一緒に来て!」
と言います。
でも、主人は一向に立ちあがる様子がありません。
仕方なしに私がまめの後を付いていくことにしました。

恥ずかしがり屋でモジモジさんのまめたろうなので、どうせ、私がお店の人に話すはめになるんだろうと思っていました。
ところが、まめは、キョロキョロとお店の人を探し、その辺にいないのがわかると、さっとレストランの中に入っていきました。
私は、まめがどうするのかレストランの入り口で、立ったまま見ていました。
すると、まめはカウンターの奥に入っていき、レストランの人に、こう言いました。
「すいませ~ん!あそこの屋根に蜂の巣があります!」
と。
しっかり敬語を使って、しっかりした口調、いつものまめとは別人のようでした。
お店の人は、
「えっ?どこに?」
と言って、飛び出してきました。
若い人と年配の人と二人出て来ました。
入り口に立っている私を見て、まめの付き添いだとわかったらしく、
「すみません、報告ありがとうございます。」
と言って、まめに
「怪我はなかった?蜂に刺されなかった?」
と聞きました。
そして、
「取っても、取っても、すぐに蜂が巣を作ってしまうんですよ。この間も取ったばかりなんですけどね。」
と言って、私たちが指を指すところを見て、
「あれ!こんなに大きな巣になっている!早速取りますね。ありがとう!」
と言っていました。
まめは、自分のしたことが役に立ったらしいことで、満足そうでした。
私は、あのシャイなまめがあんな風に見知らぬ人に蜂の巣の存在を教えに行くことができたことに満足でした。
まめも、小学生になって、変わったんだな、徐々にお兄ちゃんになってきているんだなと思いました。

ところが・・・です。
その少し後のことです。
久しぶりに、息子の幼馴染がやってきました。
小学校一年生の時から、ずっと仲良くしていた幼馴染です。
最近、私の家の近くに越してきて、3匹の散歩の時にばったり私と出会い、
「しばらく!」
ということから、
「そのうち、遊びに行きます!」
と言っていました。
息子が玄関口に出ると、幼馴染は、
「何やってんのよ!何やってんのよ!休日の真昼間から家にいて、何やってんのよ!」
と大きな声で、言っていました。
その後、二人の大きな笑い声が何度も聞こえました。
しばらく二人で外で立ち話をしていたようです。
そんな時に、娘たちがやってきました。
幼馴染は、娘とも顔見知りなので、
「しばらく・・・」
ということになり、息子の幼馴染が、孫たちに「こんにちは」と声をかけました。
すると、ツブは、元気に
「こんにちは!」
と、返したのに反し、まめは、モジモジして後ずさり。
「こんにちは」も言えずに下を向いたまま家の中に入って来ました。
はぁ?でした。
一体あの蜂の巣の時のまめはどこへ行ったの?
あれが同じ人物なの?
と思いました。
子供って、わからないなぁ。


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