はーちゃんの気晴らし日記

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ハローワークヘ

2013年01月17日 | わたくしごと
昨日は、ハローワークヘ行って来ました。
失業保険の手続きです。
失業保険と言うのは、働く意志があり、働ける状態でなければ受給することはできません。
なので、目の手術をした私は、ある程度、目の状態が良くなってから失業保険の申請をしようと思っていました。

仕事を辞めた当初は、もう働くのは嫌だし、年金があるので失業保険の申請はしないつもりでいました。
でも、ネットで調べたところ、私の場合、年金より失業保険の方が金額が多いので、失業保険を貰うほうが得だと思いました。
それに、あわよくば、私のような高齢者でも雇ってくれるところあれば、ラッキーという思いもあります。
目の調子が良くなり、気候もよくなれば、また働く意欲が湧いて来そうな気がしました。
とにもかくにも、申請しなければ、失業保険は貰えません。
なので、とりあえず手続きだけはしようと思いました。

20年ぶりくらいのハローワークです。
というのも、私は以前、給料計算や社会保険などの各種手続きの仕事をしていたので、ハローワークヘは、月に一度位の割合で行っていました。
当時は、ハローワークとは言わず、職安と言っていました。

ハローワークの建物の中に入ると、中は人でいっぱいでした。
狭い室内の上、低い天井、受付の机がぐるりと室内と取り囲み、中心には所狭しと職業検索用のコンピューターが置かれ、その前で、仕事を探しているであろう人たちが検索のために画面を見つめていました。
受付に行くと、最初に求職の手続きをするように言われました。
職歴や資格など、履歴書に書くような内容を事前に記入します。
私は、途中二年間ほど、毛色の変わった仕事をしたことがありますが、30年近く一般事務しかしたことがないので、書くのは簡単でした。
受付で呼ばれ、細かい質問をされました。
私が書いた用紙を見て、
「資格は運転免許だけですか?」
と聞かれ、しばらく考え込んでしまいました。
「私って、何か資格を持っていたっけ?」
もう20年以上も履歴書など書いていません。
求職に必要な事柄をすっかり忘れてしまっていました。
そして、思い出しました。
「そうだ!日商のワープロ検定を持ってた!」
それを言うと、受付の人は早速用紙に記入していました。
そして、それらのことをコンピューターに打ち込み始めました。
その間、用紙を渡され、それを読むように言われました。
その紙は、失業保険受給の流れや、面接に当たっての注意、履歴書の書き方などが書かれていました。
履歴書の書き方を見ていると、記入例があり、資格の欄に簿記というのを発見し、
「あっ!私、日商の簿記の資格も持ってました。」
と言うと、受付の女性は、それもコンピューターに打ち込んでくれました。
「そうそう、CADもできます。パソコン関係もある程度大丈夫です。」
などと付け加えると、それも全部入力してくれました。

コンピューターに入力が済むと求職の手続きは終わり、今度は2階へ行って、失業保険受給の手続きに行くように言われました。
そこは書類を提出して、振込先の口座番号を確認し、その後の説明会や認定日の日時を聞いただけですぐに終わりました。

私が行ったハローワークは1階が求職、2階が失業保険の関係のようです。
1階は、、職業検索の人のスペースなので、みんなそれなりに仕事を探しているように見えました。
30代くらいの若い男性も多かったように思います。
順番を待っている人も、それなりに生気があるように思いました。
ところが、2階で待っている人は、何故か力なく、ぼんやりと無気力に座っているのが目につきました。
何を待って座っているのか、わかりませんでした。

家に帰ってから、主人にそんな話をすると、
「たぶん、認定日で、順番を待っている人なんじゃないかな。」
と言っていました。
そうか~
私も認定日にハローワークヘ行くと、あの人たちの仲間になるわけだ。
そして、同じようにぼんやりと順番を待つようになるんだなと思いました。

運よく仕事が見つかれば御の字ですが、この年齢ですから、たぶん無理だろうと思います。
でも、前向きに・・・と言うと聞こえが良いですが、積極的に仕事を探すわけではなく、向こうから転がり込んでくれば、それも良いかなというのが本音なんです。


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