箱根仙石原のススキ

金曜日、急に会社が休みになったので、箱根へ行ってきました。
以前から仙石原のススキを見たいと思いながら、なかなか行く事ができずにいました。
箱根といえば、イコール混雑。
どこへ行っても車、車、車、人、人、人のイメージがあるので、比較的混雑の少ない平日がチャンスだと思いました。

その日は台風一過の秋晴れの予報。
どこかを見学するのも食事をするのもクマと勘九郎を車の中で待たせるには気温が高すぎると思ったので、置いていくつもりでした。
クマと勘九郎に遊びに行くのを悟られないように、その日は普段通りに起き、普段通りに洗濯や掃除をし、普段通りにラジオをつけテレビを見て、普段通りに食事をして、いつもと変わらずに仕事へ行くように見せかけて家を出ることにしました。
仕事に行くときは全く後を追う事がないからです。
ところが、不思議や不思議。
何がどう違うのかわからないのですが、仕事に行くのではないのがわかるらしい。
やはりクマと勘九郎は後を追って鳴きました。
遊びに行く会話も全くせずに家を出たのに・・・。
カメラを持っていたのが不味かったのかぁ。
それとも、お弁当を持っていなかったのがいつもと違ったのかなぁ。
それでも、いつもほど激しく鳴いていなかったので、ほっとしました。

娘のアパートへ寄って、娘たちを乗せ、出発です。

仙石原のススキはテレビや友達の写真でしか見たことがありませんでした。
かなり広範囲のススキの野原でした。
見た途端、一斉に「わぁ～っ！」と歓声！


ススキ、ススキ、ススキよ～！


光るススキの海よ～！





特に遊ぶ場所もないので、まめには面白くないかなぁと思いましたが、結構楽しそうでした。




頼まれてシャッターを押す娘。
まめは途中途中にある石に登るのが楽しそうでした。


仙石原にいた虫や蝶です。


ススキの草原を出て、近くの釜飯屋さんで昼食です。


娘はさんま、私と主人は足柄牛、まめはお子様向けの釜飯です。


ツブは付け合せの豆腐があったので、それを食べました。


足柄牛の釜飯は御飯の底まで肉汁が染みて、それはそれは美味しかったです。
お釜の底は深く、御飯の量もかなりでした。
そして、お釜の底についているおこげがまた格別。

ここで食事をするとお隣の甘味処の割引券がもらえます。
私たちはソフトクリームを食べる事にしました。
まめは「緑のソフトクリームが食べたい」と言い、よもぎのソフトクリームを注文しました。
コーンに入れたソフトクリームをまめに渡し、
「落とすから気をつけてよ！」
と言った途端、ポロッというかゴソッというか・・・・
コーンに乗ったクリームが丸ごと落ちました。
唖然とするまめ。
あらららら・・・
一口も食べずに落ちてしまったソフトクリームに呆然としている私たち。
すると、お店の人が
「コーンを持ってきてください」
と言ってくれて、新たにソフトクリームを乗せてくださいました。
まめには、
「いつも、落としたらまた乗せるもらえるわけじゃないのよ。今日は特別。今度から気をつけてね。」
と釘を刺しておきました。

みんなでソフトクリームを食べながら、湿生花園へ向かいました。


この仙石原のススキと釜飯のお店は偶然にも翌日のフジテレビ『もしもツアーズ』で紹介されました。
テレビ放映より一日早く行った私たちは、混雑を避けることができました。
あの後だったら、相当混んだだろうと思いました。
でも、テレビで紹介されていた、この店の豚の角煮釜飯は食べてみたかったです。
先に知っていれば、それを食べたのになぁとちょっと残念。
でも、私たちが食べた釜飯も美味しかったので、充分満足ではありますが。

明日は、湿生花園です。