はーちゃんの気晴らし日記

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土手の猫

2019年11月01日 | お散歩

最近は日の出の時間が遅くなり、なかなか外が明るくならないので、今週に入ってからウォーキングの時間を変えました。早めに朝食を食べて、その後に行くことにしました。

すると、早朝には、あんなにたくさんいた猫たちの姿は全くと言ってよいほどなくなりました。たまに1~2匹見かけることがありますが、ほとんど猫の姿はありません。主人がたまにまるの散歩で夕方土手を通ると、猫がいるのを見るというので、朝夕の涼しいときに土手に出てくるのかもしれないと思います。

昨日は、例の怪我をした猫の姿を見ました。久しぶりでした。

私が土手を下りて畑の道を歩いていたら、畑に置かれている棚の上に一匹の猫が寝転んでいるのを見かけました。後姿でしたが、毛色がケガをした猫に似ていました。場所もいつもその猫がいる土手の近くだったので、もしかして・・・と思って、ぐるっと回って猫の正面を見てみました。やはり怪我をした猫でした。

久しぶりに見た猫は、顔のケガの状態がひどくなっていて、左目の脇の怪我だけでなく、顔の左側全部が剥けていました。他にも今までなかったおでこの怪我が二か所増えていました。自分でやったのか、それとも新たに喧嘩をして傷をつけたのかわかりません。

「どうしたの?また傷が増えちゃったねぇ」と言ってみましたが、今までのように「ミャー」とは答えませんでした。その日は何を言っても返事はありませんでした。せっかく気持ちよく眠っていたところを起こされたからなかぁと思いました。

先週末、早朝に歩いていた時のことです。

土手を歩いていると、黒い猫が木に登っていました。

 

猫が木に登るのは知っていますが、土手の猫が木に登っているのを見たのは初めてでした。私が携帯を取り出して、写真を撮ろうとしたところ、猫は慌てて木から降りてしまいました。

クマが猫嫌いで、猫を見ると追いかけるので、猫はクマから逃げるために木に登っていました。クマは、木の下をぐるぐる回りながら、猫に吠えていたことを思い出しました。

それから、しばらく歩いた地点で、立ち止まって写真を撮っていたところ、何かが足元に触れるのを感じました。びっくりして見ると、黒い猫が私の足にまとわりついていました。

黒い猫は、私の足の周りをあっちこっち回りながら体を摺り寄せてきます。

びっくりしました。野良猫なのにかなり人懐っこい。今まで猫に会っても、目が合うと逃げてしまう猫が多いのに、猫の方から立っている私にすり寄ってきました。よほど人間に慣れている猫のようです。きっと、以前は飼い猫だったんだろうなと思いました。

私が手を出して、猫の身体に触ろうとしたのですが、それは嫌だったらしく、私から触ろうとすると逃げていきました。

色々な猫がいますが、日の出が早くなる来春まで早朝のウォーキングはできないと思うので、しばらくの間は、猫に会うことはないだろうと思います。

寂しいような気もしますが、なんとなくほっとしています。


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