はーちゃんの気晴らし日記

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なんて日だ!

2019年10月29日 | 出来事

昨日、息子がタクシーの中でスマホを落とし、、無事に手元に戻ったことを書きましたが、その翌日の事です。

前日からツブとミニが泊まっていて、昼食を食べてから帰るというので、買い物に行くことにしました。

ツブは近所の家に遊びに行ってしまいましたが、ミニは私たちと一緒に買い物へ行くと言って車に乗り込んで待っていました。私は、出かける時、バッグの中を点検しました。すると、お財布が入っていません。バッグのチャックが開いていたので、いつもバッグをしまっている場所に落ちているかもしれないと思い見てみましたがありません。

主人に「お財布がないから出かけられない」と言いました。主人は、特に返事もせずに、ミニと車に乗っています。たぶん、「いつものこと」と思って財布はどこかその辺に置いてあると思っていたようです。でも、私は、家の中は他に探すところがないので、どこかに落としたのではないかと思いました。

本当に財布がないことを主人に話すと、主人も本気で心配し始めました。

前日の夜、娘の車で和食レストランへ行ったので、娘の車の中に落ちているかもしれないと思い、娘に電話しました。でも、娘は、まめたろうの試合の真っ最中なので、すぐには見に行けないと言います。「そんな~」と思いましたが、ミニと主人が車で待っているので、現金だけ持って出かけることにしました。買い物へ行くスーパーは、前日食事をした和食レストランと同じ駐車場になっているので、買い物ついでにそのレストランでも聞いてみようと思いました。

もうじきレストランに着くという頃、娘から電話がありました。娘の声の調子で、車の中にはお財布が落ちていないのがわかりました。「やっぱりなかった?」と聞くと、「よく見てみたけど、落ちていない」と言います。娘は、「和食レストランに電話して聞いてみたら?」と言うので「今、出かけて来ていて、もうじき着くから聞いてみる」と答えました。

お財布には、現金はたいして入っていなかったのですが、何種類かのカードが入っています。暗証番号を入れなければ使えないカードもありますが、そのまま使えるカードもあるし、健康保険証も入っています。主人は、「買い物どころじゃないから、すぐに帰って、カード会社に電話してカードを止めないとダメなんじゃないか?」と言います。

「とりあえず、レストランで聞いてみる」と言って、私はレストランの前で下ろしてもらい、中へ入りました。

レストランは、開店したばかりだったようです。店員さんに、前日お財布が落ちていなかったかどうか聞いてみました。店員さんは、落とし物のノートを見ながら、「どんな財布ですか?」と尋ねてきました。「紺色の長財布です。」と答えると、どこの席に座ったか?とか何時ごろ来店したか?などと聞いてきました。そして、「黒い長財布なら一番手前の席に落ちていたんですけど」と言います。でも、私の財布は紺色だし、席も奥の方です。

がっかりしながら、「私以外にもお財布を落とす人がいるんだ!」なんて思いました。

私は、あきらめきれずに、その黒い財布を見せてもらいたいと思いました。店員さんは、奥の方へ行き、再び戻って来て、私の名前を聞いてきました。私が名前を言うと再び奥へ行き、戻ってきました。そして、手には、見慣れた私の財布を持っていました。

私は思わず「あっ!これです!これです!」と叫ぶように言いました。

「カードを見させていただき、名前を確認させていただきました」と店員さんは言いました。

前日の食事の支払いは主人がしてくれたので、私はバッグを持っていただけで財布を出すこともなく、落としたことに気づきませんでした。

バッグのチャックが開いていたみたいなんです。私は何度も御礼を言って、そのレストランを出ました。

財布は、よくよく見たら黒でした。私は一年以上その財布を使っているのに、ずっと紺色だと思っていました。

思い込みってすごいなと思ったし、自分自身がどうかしてると思いました。

いずれにしても、財布が見つかって良かったです。娘に財布が見つかったことを連絡して、めでたしめでたしです。

それにしても、同じ日に息子はスマホを落とし、私が財布を落としました。

「なんて日だ!」と思いましたが、どっちも見つかって良かったです。

 


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