はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

迷子の子犬の選択

2016年04月17日 | 出来事
昨日は、学生時代の友達と会ってきました。
いつも会う3人です。
いつもの場所でいつもの時間に待ち合わせ、いつものお店で昼食を食べて、いつものパーラーでデザートを食べ、解散でした。
土曜日の横浜は、人で一杯。
やはり、私たちのような中高年の女性のグループが多いように感じました。

私たちは、食事の順番待ちをしながらしゃべり、食事をしながらしゃべり、買い物しながらしゃべり、歩きながらしゃべり・・・といつものようにおしゃべり三昧でした。

実は、一人の友達が待ち合わせ時間に遅れて来ました。
というのも、今回の熊本、大分の大地震のためでした。
友達のご主人が大分出身で、ご主人の実家や親せきのことが心配で、夜中の3時までテレビの地震特番を見続け、朝寝坊してしまったというのが、遅刻の理由でした。
「そんな大変な時だったら、今日、会うのは、キャンセルしてくれて良かったのに!」
と言ったのですが、ドタキャンは、悪いと思ったと、友達は言っていました。
でも、今のところ、ご主人の実家や親せきは、大丈夫のようです。
まだまだ予断を許さない状況ですが、早く地震が治まり、これ以上被害が拡大しないことを祈ります。

昨日、友達から聞いた話です。
友達の姪御さんが、最近、子犬を飼ったそうです。
みなで可愛がって、どこへ行くのも連れて行っていました。
飼い始めて、1週間経った時、ゴルフに行くことになり、その時にも一緒に連れて行ったそうです。
そこで、うっかり目を離した隙に子犬はいなくなり、みんなで探したのですが、とうとう見つからなかったそうです。

あきらめきれない姪御さんは、子犬がいなくなった翌週、再びゴルフ場を訪れて、
「先週、子犬がいなくなったのだけれど、見かけなかったか?」
と聞いたところ、ある老夫婦がちょこちょこ歩いている子犬を見つけて、とりあえず飼うことにすると言って、連れて行ったという話を聞きました。
ゴルフ場の人からのその老夫婦の連絡先を聞き、連絡したところ、現在、用事で静岡の方に来ているので、家に戻ったら、連絡しますとのこと。

子犬がいなくなってから10日目にして、やっと子犬と再会することができました。

ところが、子犬を保護した老夫婦も10日間一緒にいた子犬に情が移り、手放すことができなくなっていました。
「おしっこのしつけもして、ペットシーツにおしっこができるようになった。」
「どこへ行くのも一緒、室内で飼い、一緒に寝るくらい可愛がっていた」
なので、今更、手放すことなんてできないと言うそうです。
手放せないのは、姪御さんも同じ。
やっと再会できた子犬を連れて帰りたい気持ちは同じです。
お互いに譲れないので、どうするか?
という事になり、
「それなら、どちらに行くか、子犬に選ばせよう」
ということになりました。

姪御さんは、飼い始めてから外飼いで1週間。
老夫婦は、室内飼いで10日間。
どちらも、一緒にいた期間は、ほぼ同じくらいです。
もちろん、子犬に愛情を注いだのは、形の違いさえあれ、同じだったと思います。
さて、子犬はどうしたと思いますか?

子犬を離れた距離に置いて姪御さんと老夫婦が子犬を呼んだところ、子犬はトコトコと迷うことなく姪御さんを目指して歩いたそうです。

その結果に老夫婦はあきらめて、帰って行きました。
どちらになっても、割り切れない結果になったと思いますが、元の飼い主に戻るというのが、順当な形だったのかもしれません。

なぜ、子犬が姪御さんのところに向かったのか?
聞けば、犬は、最初に飼った人の匂いを忘れないんだそうです。
それを聞いて、私もちょっと納得しました。
というのも、我が家のはなですが、はなの面倒を見ているのは、私たち夫婦。
一緒にいる時間も私たちが圧倒的に多いのですが、息子の姿を見ると大喜び。
私たちには決して見せないような喜び方をします。
はなをペットショップで見染めて連れてきたのは息子なので、はなは、最初の飼い主のにおいを覚えているのかなと思いました。


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