はーちゃんの気晴らし日記

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我が家の入院事情

2018年02月01日 | 我が家
主人が退院してきてから、一週間が過ぎました。

退院後最初の外来受診は、2月の半ばですが、様子は良好のようです。
食事もおかゆは止めました。
今は、普通のご飯を柔らかめに炊いたものを食べています。
おかずは、消化の良いものというので、主人だけ別メニューにすることもあり、それがちょっと面倒ですが、なるべく家族の食べ物を応用するようにしています。

病院の先生は、退院後すぐに仕事に復帰しても大丈夫と言っていたようですが、食事が普通に摂れていないので、大事をとって少し休養しました。
そして、少し前から仕事にも行き始めています。
仕事に復帰する少し前におかゆを止めて、柔らかめのご飯に代えました。
肉類も脂身を避ければ食べても良いのがわかり、動物性のものも食べるようになりました。
今のところ、問題なく消化しているようです。
本人は、すぐにお腹が空くらしく、見るもの見るもの美味しそうに見えるらしいのですが、まだまだなんでも食べられるようになるまでには、時間がかかりそうです。

主人の入院ですが、一月は入院患者が多いということで、前日入院ができずに当日の朝に入院して、午後から手術をすることになり、入院日数が予定より一日少なくて済みました。
それでも、希望していた無料の部屋が空かず、有料の部屋へ入ることになりました。

手術の日程だけは、変更できなかったようです。
「無料の部屋が空き次第、そちらに移します」
と、言われましたが、結局退院まで無料の部屋は空かず、入院中はずっと有料の部屋でした。

私は、てっきり無料の部屋に入れると思っていたので、病院の都合で有料の部屋に入るのなら、金額は考慮してくれても良いだろうと思ったのですが、入院の了承をした時に、”無料の部屋がないときは、有料の部屋でも良い”という承諾をしたんだそうです。
入院の受付で
「無料の部屋が空いていないので、有料の部屋になります。」
と、言われたとき、
「ええっ!?話が違うじゃない!」
と思ったのですが、主人が、その辺は了解済みだったというので、それなら、仕方ないなと思いました。

一日の料金は、予想以上に高く、そこいらの食事付きのビジネスホテルより高い料金でした。
その代わり、広い空間があり、他人との接触はまるでなく、自由に過ごせる快適な部屋だったようです。
以前、ツブが、帰りがけに
「ジジを一人で置いていくのはかわいそう」
と言って泣いたことを書きましたが、その時、娘は、
「ジジは、あんなに高級な部屋でのんびり過ごしているんだから、大丈夫よ。」
と言っていたくらいです。
外の景色も素晴らしく、テレビも見放題、点滴などの治療がなければ、優雅なホテル暮らしみたいな部屋でした。
そんなわけで、我が家的には、かなり予定外の出費になり、一日でも入院の日数が減ってくれたのは、助かりました。

40年前に主人の父親が癌で亡くなった時、義母の勧めでがん保険に入りました。
「お父さんの時に苦労したから、お守り代わりにがん保険に入っていた方が良い。」
と言われ、その時、勧められたがん保険に入りました。
そのまま40年間保険をかけてきたわけですが、今回の主人の手術では、一円の保険金も下りませんでした。
私たちが入っていたがん保険は、早期の癌には適用されず、かなり進行した状態でなければ保険金が下りないものでした。
40年の間には、保障のアップのため、補償内容を変更するよう勧められましたが、月々の保険の支払いもばかにならないので、最初のままにしてきました。

結果、保険金は下りませんでしたが、それほど早期であったということの方が、ラッキーだったと思います。
簡単な手術で済み、仕事にも復帰できました。
もしも、もっと重い状態だったとしたら、退院してからも、心配で暗い日々を過ごすことになっただろうと思います。

そんなわけで、予想外の出費になった主人の入院ですが、あの入院の日々がまるでなかったように感じられるくらい普通の日々を送っています。


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