恐怖のこむら返り

日曜日の夜中のことでした。
寝返りをしようとした瞬間、右足のふくらはぎがツリました。
その痛さたるや半端ではなく、私は、「痛い！痛い！」と大騒ぎをしました。
その声で主人が目を覚ましたのですが、痛がっている私を見て「大げさな・・・」というような顔でじっと座っていました。
もしかしたら、まだ寝ぼけていたのかもしれません。
大騒ぎをする私の声が息子の部屋にも聞こえたらしく、息子が「どうしたの？」と飛んできました。
「足をひっぱってやれば良いのに・・・」
と主人に言って、私の足を思いっきり引っ張ってくれました。
すると、痛みは一瞬のうちに消えました。
つった痛みは、消えたのですが、その時のふくらはぎの筋肉の痛みがひどいのと、またツルのではないかと言う恐怖で、なかなか眠れませんでした。
そのうち、うつらうつらしたようで、トイレに行きたくなって目が覚めました。
ところが、立とうとしても、足が痛くて立てません。
とにかく左足を床につけることができないほどの痛みです。
私は壁やドアにつかまって、這うようにしてトイレに行きました。
翌朝起きてもふくらはぎの痛みはひどく、シップをして半日座ったまま過ごしました。
でも、午後になると急激に痛みは楽になり、夕方には普通に歩けるようになっていました。
でも、触ることができないほど、ふくらはぎの筋肉の痛みは続きました。
夜中のこむら返りは、最近二度目です。
前回はたしか6月頃だったと思います。

何故、こむら返りが起きるのか、調べてみました。
ミネラル不足、急激な運動、冷え、老齢化など、原因はさまざまのようです。
今回の私のこむら返りは、冷えと老齢化だろうなと思いました。
先週末、急激に気温が下がったのも原因のひとつかもしれません。
普段からの運動不足もあるかも？

こむら返りが起きたら、対処の仕方は色々あるようですが、息子がしてくれたように足を引っ張るのも良いし、ツボを押すのも良いそうです。
ツボというのは、アキレス腱のあたりに指を置き、そのまま上へ滑らせていくと、ふくらはぎの筋肉の下側にぶつかります。押してみて、アキレス腱からかかとまでしびれるような感じがしたら、正しくツボをとらえているようです。
そこを押すと劇的に痛みが楽になるそうです。
それは、予防にもなるらしい。
寝る前に足をよく温めるのも良いそうです。

本当に恐怖です。
あの痛みは、二度と味わいたくないと思います。