先週の金曜日の夜、息子が
「裏の家のツバメが巣立ったらしいんだけど、一羽だけ飛べないひながいて、俺の部屋の前に止まっているんだよ。」
と言います。
その日たまたま、娘の家のツバメが巣立ち、やはり一羽だけ、飛べないひながいて、その日の夕方死んでいたという話を聞いていたので、
「仕方ないよね。どうすることもできないし、そのまま見ているしかないね。たぶん、生きられないだろうね」
と息子に言いました。
多分、他のひなが飛び立ったのを機に、巣から落ちてしまったんだろうと思いました。
翌朝、また息子が来て、
「親鳥がやって来て、その飛べないひなに餌をやっている」
と言います。
「まだ、見放していないんじゃない?」
と言うので、それならそのうち飛び立つだろうと思いました。
本当は、巣に戻してやればよいのかもしれませんが、他所の家の軒先のことなので、やたら、戻すわけには行きません。
そのうち、ひなは、移動して、私の家の隅っこのフェンスに乗ったと息子は報告に来ました。
息子は、一日に何度も私のところへ来て、ツバメの事を報告します。
それまで、息子の話を適当に聞いていたのですが、あまり、息子がツバメの事ばかり言うので、私もだんだん気になってきました。
息子に言われた場所を二階の窓からのぞくと、ひなは、私の家のフェンスに止まっていました。
私がカメラのシャッターを切ると、その音が気になったのか、私の方を見ました。
しばらくして、窓からのぞくと、ツバメは今度は、裏の家のフェンスに移動していました。
回数は少ないような気がしますが、親鳥は、たまに来て、餌を与えています。
一羽だけ残ったひなを見放してはいないようです。
親鳥は、私の家の窓の外に止まって、ひなの様子を見ているようでした。
その親鳥とひなを比較してみると、大きさがずいぶん違います。
ひなが親鳥の大きさになるには、まだ時間がかかりそうな感じがしました。
そして、撮った写真をよく見ると、ひなには、まだあちこちに産毛が残っているようです。
この写真を見ても、頭や背中に産毛が残っています。
これでは、まだ本格的には飛べそうにないなと思いました。
最近は、朝晩、ずいぶん冷え込みます。
一羽で、フェンスに止まっているので、寒さに耐えられるのだろうかと心配になりました。
翌朝、ひな鳥は、相変わらず、私の家のフェンスに止まっていました。
その後、移動して、息子の部屋の前に止まっているのも見ました。
移動はできるし、多少は飛べるようです。
息子は、猫にやられることを心配していましたが、最近は、あまり野良猫も見かけないので、ヘビやカラス以外の外敵の心配はなさそうな気がしました。
夕方、二階の窓からのぞくと、ひなの姿はありませんでした。
「飛び立ったのかな?」
と思いましたが、心配だったので、外に出て、フェンスの上を一周して見て回りましたが、ひなの姿はありませんでした。
どこかに落ちて止まっているかと思って、周辺を見ましたが、ひなの姿はありません。
「とうとう飛び立ったのかな?」
と思い、安心しました。
ほっとしました。
日が暮れる前、再度、確認のため、窓から外を見ると、その日の朝と同じ私の家のフェンスにひなが止まっていました。
まだ、飛び立ってはいなかったようです。
今までどこにいたのかわかりませんが、私が見に行った時には、どこか別の場所にいたようです。
がっかりしました。
「早く、飛びなよ~」
と私は声を掛けました。
夕べもかなり冷え込みました。
朝、起きるとすぐにひなのいる場所を覗くと、私の家のフェンスにちょこんと乗って、寒そうに丸まっていました。
昼頃、再度、ひなを探すと、またひなの姿はありません。
今度こそ、飛び立ったか?と思い、良かった良かったと思いました。
そして、ちょっぴり、寂しくもありました。
ところが先ほど、もう一度、ひなを探すと、いました!
裏の家の木の枝に乗っていました。
まだ飛び立ってはいなかったようです。
木の葉の間に隠れているので、親鳥はひなを見つけることができるのだろうかと思いますが、確かツバメの目は相当良いらしいので、大丈夫なのかなと思いました。
身体にもずいぶん産毛が残っているので、まだ本格的には飛べないみたいです。
もうじき梅雨入りだそうです。
早く大きくなって、雨が降る前に本格的に飛べるようになって欲しい。
「早く、飛びなよ~!」
「裏の家のツバメが巣立ったらしいんだけど、一羽だけ飛べないひながいて、俺の部屋の前に止まっているんだよ。」
と言います。
その日たまたま、娘の家のツバメが巣立ち、やはり一羽だけ、飛べないひながいて、その日の夕方死んでいたという話を聞いていたので、
「仕方ないよね。どうすることもできないし、そのまま見ているしかないね。たぶん、生きられないだろうね」
と息子に言いました。
多分、他のひなが飛び立ったのを機に、巣から落ちてしまったんだろうと思いました。
翌朝、また息子が来て、
「親鳥がやって来て、その飛べないひなに餌をやっている」
と言います。
「まだ、見放していないんじゃない?」
と言うので、それならそのうち飛び立つだろうと思いました。
本当は、巣に戻してやればよいのかもしれませんが、他所の家の軒先のことなので、やたら、戻すわけには行きません。
そのうち、ひなは、移動して、私の家の隅っこのフェンスに乗ったと息子は報告に来ました。
息子は、一日に何度も私のところへ来て、ツバメの事を報告します。
それまで、息子の話を適当に聞いていたのですが、あまり、息子がツバメの事ばかり言うので、私もだんだん気になってきました。
息子に言われた場所を二階の窓からのぞくと、ひなは、私の家のフェンスに止まっていました。
私がカメラのシャッターを切ると、その音が気になったのか、私の方を見ました。
しばらくして、窓からのぞくと、ツバメは今度は、裏の家のフェンスに移動していました。
回数は少ないような気がしますが、親鳥は、たまに来て、餌を与えています。
一羽だけ残ったひなを見放してはいないようです。
親鳥は、私の家の窓の外に止まって、ひなの様子を見ているようでした。
その親鳥とひなを比較してみると、大きさがずいぶん違います。
ひなが親鳥の大きさになるには、まだ時間がかかりそうな感じがしました。
そして、撮った写真をよく見ると、ひなには、まだあちこちに産毛が残っているようです。
この写真を見ても、頭や背中に産毛が残っています。
これでは、まだ本格的には飛べそうにないなと思いました。
最近は、朝晩、ずいぶん冷え込みます。
一羽で、フェンスに止まっているので、寒さに耐えられるのだろうかと心配になりました。
翌朝、ひな鳥は、相変わらず、私の家のフェンスに止まっていました。
その後、移動して、息子の部屋の前に止まっているのも見ました。
移動はできるし、多少は飛べるようです。
息子は、猫にやられることを心配していましたが、最近は、あまり野良猫も見かけないので、ヘビやカラス以外の外敵の心配はなさそうな気がしました。
夕方、二階の窓からのぞくと、ひなの姿はありませんでした。
「飛び立ったのかな?」
と思いましたが、心配だったので、外に出て、フェンスの上を一周して見て回りましたが、ひなの姿はありませんでした。
どこかに落ちて止まっているかと思って、周辺を見ましたが、ひなの姿はありません。
「とうとう飛び立ったのかな?」
と思い、安心しました。
ほっとしました。
日が暮れる前、再度、確認のため、窓から外を見ると、その日の朝と同じ私の家のフェンスにひなが止まっていました。
まだ、飛び立ってはいなかったようです。
今までどこにいたのかわかりませんが、私が見に行った時には、どこか別の場所にいたようです。
がっかりしました。
「早く、飛びなよ~」
と私は声を掛けました。
夕べもかなり冷え込みました。
朝、起きるとすぐにひなのいる場所を覗くと、私の家のフェンスにちょこんと乗って、寒そうに丸まっていました。
昼頃、再度、ひなを探すと、またひなの姿はありません。
今度こそ、飛び立ったか?と思い、良かった良かったと思いました。
そして、ちょっぴり、寂しくもありました。
ところが先ほど、もう一度、ひなを探すと、いました!
裏の家の木の枝に乗っていました。
まだ飛び立ってはいなかったようです。
木の葉の間に隠れているので、親鳥はひなを見つけることができるのだろうかと思いますが、確かツバメの目は相当良いらしいので、大丈夫なのかなと思いました。
身体にもずいぶん産毛が残っているので、まだ本格的には飛べないみたいです。
もうじき梅雨入りだそうです。
早く大きくなって、雨が降る前に本格的に飛べるようになって欲しい。
「早く、飛びなよ~!」