子供の発想

主人は、先週から仕事に行っています。
心配していた健康診断は、やはり血圧が高めに測定されたようですが、事前に白衣高血圧症という申告をしてクリアし、採用となったようです。

２日行って２日休みというシフトなので、先週は、４日仕事に行きました。
まだ慣れないので、帰ってくると疲れるらしく、ぐったりしています。
娘も
「無理して仕事しなくても良いのに・・・」
と言っていますし、私も同じ事を言っているのですが、せっかく採用になったから、一年は続けたいと主人は言っています。

というのも、家計の問題もありますが、主人は、週に一度発行される鉄道のジオラマを購入したいらしいんです。
鉄ちゃんというほどではありませんが、去年の夏前も、娘と孫たちを連れて鉄道博物館へ行ったりしていたので、鉄道が好きらしい。
週刊なので、そのたびに１千円から２千円の費用がかかり、すべて完成させるには、１０万以上のお金がかかるということでした。
それで、働くことにしたようです。

仕事に行きだしてから３日目のことです。
娘から電話がありました。
「お父さんの会社って、どこにあるの？何という名前？」
と言います。
「雨だし寒いから迎えに行こうと思う。」
ということでした。
私も主人の勤務先は、ネットで見せてもらいながら聞いていたのですが、あまり真剣に聞いていなかったので、改めて聞きかれるとよくわかりません。
うろ覚えでネットを検索して、名前と場所を調べ、再度娘に連絡しました。
主人は迎えに行くことを知らないので、連絡しなければ、電車に乗って帰ってきてしまうかもしれないので、主人の仕事が終わる頃に電話してみました。
でも、電波がないらしく連絡がつきません。
娘に連絡すると、もう勤務先についているとのこと。
「メールはしてあるけれど、見ているかどうかわからないから、電話してみる！
」と言っていました。
普段から、あまり携帯を見ない主人なので、心配していましたが、その後、主人からメールが来て、娘と会えたとのこと、ほっとしました。

私が家に帰ってから、そんな経緯をみんなで話しました。
会えたのは、ほんの偶然で、主人はやはり携帯を見ていなかったし、娘が迎えに来ていることは知らなかったようです。
たまたま職場から出てきて歩いている主人を娘が見つけ、声をかけて事なきを得たそうです。

「携帯を見なくちゃダメだなぁ・・・」と主人は、言いながら、
「でも、あの時は、仕事が終わってから職場の同僚と話をしていたから、携帯を見る時間がなかったんだよ。」
と言いました。
すると、それを聞いていたまめたろうが
「ジジ、お仕事の３日目で、もうお友達ができたの？良かったネェ」
と言いました。
一堂、爆笑でした。

子供の頃って、ちょっとお話すれば、お友達ですもんね。
いい時代ですよね。