はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

思いがけないプレゼント

2017年02月22日 | 出来事
娘は、今期、小学校の成人委員という役員をやっています。
子供が三人いるし、一度も役員をしないでは終われないだろうと考え、集まる回数が少なそうな成人委員を引き受けることにしたそうです。
成人委員は、私もやったことがありますが、講習会や講演会、親子教室、社会科見学などの企画立案、参加募集、当日の準備運営・反省等を行います。
たいてい、一年のうち3~4回の講座を企画して、役割分担で、それぞれの行事を担当します。
娘の学校は、今期3回目の講座で、今回は娘のグループが担当することになったようです。

内容は、「アロマ体験レッスン」でした。
講師の先生を呼んで、自分の好きな香りを選んで石鹸やハンドクリームを作るという講座です。

今年の初め頃だったか?娘が突然来て、
「今度の成人委員会の講座を担当することになったんだけど、保護者に募集の手紙を配布しなければならないから、その手紙を作って欲しい」
と言ってきました。
「良いよ。」
と答え、夜にのんびり作ろうと思っていたところ、
「今から、まめの病院へ行ってくるから、帰ってくるまでに作っておいて欲しい」
と言います。
「ええっ?そんなに急ぐの?」
という事で、慌ててパソコンを出しました。

その場で、娘がLINEで写真を2枚送って来て、
「この写真を手紙に配置して欲しい」
と言うことでした。

原稿ができているので、その通りに文字を打って、適当な場所に写真を配置するだけなので、何という事のない作業でした。
初めから文章を作るとなると、そんなに短時間ではできませんが、原稿通りに文章を打つだけなので、簡単でした。
ただ、学校で配付する文章には一定の決まりがあり、この部分は右端を揃えるとか、この部分は両端を揃えるとか、こことここは一行開けるという決まりがあり、それに神経を使いました。

娘が病院から帰ってきた時、出来上がって印刷したものとデータを渡し、その後の事は忘れていました。

そのアロマ講座が先日行われたそうです。
石鹸作りやハンドクリーム作りといういかにも女性が興味をそそられそうな講座だったので、大勢の保護者から応募があり、定員をオーバーしてしまい、結果、抽選になったそうです。
みな楽し時を過ごしたようで、アロマ講座は大盛況のうちに終わったということでした。

全部すっかり終わった時、他の担当者から、
「お母さんにお世話になったから」
と言って、品物を渡されたそうです。
娘はびっくりして、
「そんな心配は要らない」
と何度も辞退したらしいのですが、
「お母さんのおかげで、講座もスムーズにできたから。手紙が一番大変な作業だから」
と言われたとか。

私も
「そんな気遣いは要らないのに。」
と言い、包みを受け取りました。

きれいに包装された包みにはハートのクッキーが入っていました。
主人と二人で食べたのですが、バターがたっぷりで甘さが抑えてあるので、とても食べやすく、後引きなクッキーでした。
思いがけないプレゼントをいただきました。

ところで、そのアロマ講座が、定員オーバーで抽選になったわけですが、前日の夜になって、一人キャンセルが出たそうです。
お子さんの具合が悪くなったとか自身の体調が悪くなったというなら仕方ないけれど、キャンセルの理由は仕事だったとか。

今のお母さんはほとんどの人が仕事をしていて、役員も仕事が理由で断ることはできません。
仕事は当たり前の時代のなっています。
なので、参加したい人がたくさんいたのに、仕事が理由で突然のキャンセルというのは解せないと娘は言っていました。
しかも、キャンセルを言ってきたのが、前日の夜なので、誰か別の人と思っても、なかなか該当者がなく、結局、一人空席のままになってしまったそうです。
やりたい人がたくさんいたのに・・・と、役員の人たちは、残念がっていたそうです。
仕事も色々あるので、よほど抜けられない仕事だったのかもしれないし、その人の状況はよくわかりませんが、確かに一人分の空席はもったいなかっただろうなと思いました。


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