はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

缶蹴り

2017年02月23日 | 出来事
先日、勘九郎とはなの散歩の時、近所のYちゃんを見かけました。
Yちゃんとまめたろうは、小さい時はよく一緒に遊びました。
Yちゃんは、3歳年上だったので、まめは、いつもYちゃんの後を追っていたように思います。
私の家に来ると、すぐにYちゃんの家へ行って遊んでいました。

そんなYちゃんも中学生になりました。
小学校の高学年になった頃から、Yちゃんは、学校のお友達や近所の同級生と遊ぶようになり、ほとんどまめと遊ぶことはなくなりました。
中学になったらなおさらで、私は、姿さえ見かけることはなくなりました。
Yちゃんは、まめと同じサッカーチームのジュニアユースに入っていて、中学の部活はパソコン部だそうです。
私の近所の子供たちは、ほとんどがまめと同じサッカーチームに入っているので、中学の部活のサッカーはできないそうです。
サッカーチームは重複して在籍することはできないので、どこか一か所に属していると、部活であってもサッカー部には入れないとか。
なので、学校以外のチームに入っている生徒のほとんどがパソコン部に入っていると聞きました。
体育祭の時に、部活対抗リレーがあるのですが、いつも文化部であるパソコン部が運動部のどのチームより早くて、全体の一位になるという珍現象が起こっていると聞きました。

話が逸れましたが、散歩の時に出会ったYちゃんは、田んぼの隅に備え付けられている消防ホースの前に立っていました。

ここ


写真でもわかる通り、道路から田んぼの中に入ったところに消防ホースは置いてあります。
その前にYちゃんが立っていました。
私と顔を合わせると、Yちゃんは、ちょこんと頭を下げました。
私は、思わず
「あら、しばらく~。最近、全然見かけなかったわね。中学生になったら、忙しいみたいね」
と声を掛けました。
すると、Yちゃんは、困ったような顔をして小さく頷いただけでした。
そっけないというか、Yちゃんらしくないような感じがしました。

中学生ともなると、シャイになったのかな?
そういう年代なのかな?
と思いながら、家に向かって歩きました。

Yちゃんの家の前を通り過ぎようとした時、角に一人の男の子が立っていました。
周囲をきょろきょろと見ているような感じです。
そして、足元を見ると、立てた缶の上に足を乗せています。

どうやら缶蹴りをしているようです。

そうか~
Yちゃんは、あそこで隠れていたんだ!
それで、私が大きな声で話掛けたものだから、鬼になっている子に知られてはまずいと思い、あんな対応をしたんだなと思いました。
中学生になっても缶蹴りなんかするんだなぁと思い、おかしくなりました。
中学生と言っても、まだまだ子供なんだなぁと思いました。
すると、後ろでカーンと缶が蹴られる音がして、数人の子供が走り去っていく姿が見えました。
みんな楽しそうでした。

たぶん、しばらくぶりに遊ぶ時間ができたんだろうと思います。
普段は、サッカーと部活で忙しい中学生が、久しぶりにみんなで遊んでいたようです。
本当に今の子は、習い事と勉強に忙しい日々で、遊ぶ時間なんかほとんどないのが現状だろうなと思いました。

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