私は、買い物は大抵、娘と一緒に出かけます。
スーパーに行くと、まめたろうはすぐにカードゲームをしたがります。
私は、ゲームの事はよくわからないのですが、お金を入れるとカードが出てきて、そのカードを使って、敵と闘うらしい。
出てきたカードによって、強い弱いがあって、敵を倒しやすかったり、すぐに負けてしまったりするようです。
まめはまだ一人では上手にゲームができないので、娘がそばにいて、あれこれ指示をしています。
ゲームが始まると長くなるので、私はツブの子守をすることになります。
ある時、いつものようにまめがゲームを始めたので、私がツブを見ていました。
ツブはあちこち歩き回るのですが、大抵はガチャガチャが並んでいるあたりをウロウロしています。
そんな時に一組の親子連れがやってきました。
子供は幼稚園の年中さんか年長さんくらいの男の子でした。
二人が自動販売機の前に来ると、子供がダダをこね始めました。
「ジュースを買って!」
と何度が言っています。
それに対して、お母さんが
「お茶があるでしょう。お茶を飲もうね。」
と言っていました。
何度かそのやり取りを繰り返しているうちにお母さんもキレ始め
「だから、お茶があると言っているでしょう!」
と声を荒げました。
その途端、男の子は、お母さんのほっぺたをパン!と叩きました。
私は思わず
「あらっ!」
と声を出してしまいました。
私が「あらっ!」と言ったのと間髪を入れずに、お母さんは、バチン!と思いっきり男の子のほっぺを叩きました。
当然、男の子は大声を上げて泣き出しました。
お母さんは、
「謝りなさい!」
とその子に言っています。
私のそばで、ベンチに座っていたお年よりも私と一緒にその光景を見ていたようです。
私に
「あれじゃあ、子供は泣くよね。お母さんの叩き方はすごかったもの。」
と言っていました。
お母さんは、座って、子供の両腕をゆすりながら、
「気に入らないからと言ってお母さんのほっぺを叩いても良いと思ってるの?謝りなさい!」
と言いました。
すると子供は、お母さんの肩越しにそぉーっと顔を出して、私を見ました。
お母さんは、
「どこを見てるの?ママの顔をちゃんと見なさい。」
と言います。
また子供はヌゥーッと顔を出して私を見ます。
「ちゃんとママの目を見て、謝りなさい。」
とお母さんは子供に言うのですが、その男の子は、頑として、謝ろうとしませんでした。
そのうち、その親子は私から離れて行きました。
こんな知らないおばちゃんの前で謝るなんて、子供のプライドが許さなかったんだろうな
スーパーに行くと、まめたろうはすぐにカードゲームをしたがります。
私は、ゲームの事はよくわからないのですが、お金を入れるとカードが出てきて、そのカードを使って、敵と闘うらしい。
出てきたカードによって、強い弱いがあって、敵を倒しやすかったり、すぐに負けてしまったりするようです。
まめはまだ一人では上手にゲームができないので、娘がそばにいて、あれこれ指示をしています。
ゲームが始まると長くなるので、私はツブの子守をすることになります。
ある時、いつものようにまめがゲームを始めたので、私がツブを見ていました。
ツブはあちこち歩き回るのですが、大抵はガチャガチャが並んでいるあたりをウロウロしています。
そんな時に一組の親子連れがやってきました。
子供は幼稚園の年中さんか年長さんくらいの男の子でした。
二人が自動販売機の前に来ると、子供がダダをこね始めました。
「ジュースを買って!」
と何度が言っています。
それに対して、お母さんが
「お茶があるでしょう。お茶を飲もうね。」
と言っていました。
何度かそのやり取りを繰り返しているうちにお母さんもキレ始め
「だから、お茶があると言っているでしょう!」
と声を荒げました。
その途端、男の子は、お母さんのほっぺたをパン!と叩きました。
私は思わず
「あらっ!」
と声を出してしまいました。
私が「あらっ!」と言ったのと間髪を入れずに、お母さんは、バチン!と思いっきり男の子のほっぺを叩きました。
当然、男の子は大声を上げて泣き出しました。
お母さんは、
「謝りなさい!」
とその子に言っています。
私のそばで、ベンチに座っていたお年よりも私と一緒にその光景を見ていたようです。
私に
「あれじゃあ、子供は泣くよね。お母さんの叩き方はすごかったもの。」
と言っていました。
お母さんは、座って、子供の両腕をゆすりながら、
「気に入らないからと言ってお母さんのほっぺを叩いても良いと思ってるの?謝りなさい!」
と言いました。
すると子供は、お母さんの肩越しにそぉーっと顔を出して、私を見ました。
お母さんは、
「どこを見てるの?ママの顔をちゃんと見なさい。」
と言います。
また子供はヌゥーッと顔を出して私を見ます。
「ちゃんとママの目を見て、謝りなさい。」
とお母さんは子供に言うのですが、その男の子は、頑として、謝ろうとしませんでした。
そのうち、その親子は私から離れて行きました。
こんな知らないおばちゃんの前で謝るなんて、子供のプライドが許さなかったんだろうな
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