はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

昨日の母の日

2009年05月11日 | 我が家
昨日は、母の日でした。

母の日ということをすっかり忘れていました。
娘からプレゼントをもらって初めて、母の日だと言う事を思い出しました。

娘からのプレゼントはマーブル加工の炒め鍋でした。
我が家の鍋は、「取っ手の取れるティファール」というものですが、セットのうち、いくつかがテフロン加工がはがれてしまっていて、何をするのもくっついてしまい、とても調理しにくくなっていました。
あちこちのお店でストロングマーブルの鍋を探していたのですが、「買う!」までの行動に出ないでいました。
娘が買ってくれたのは、28センチの大きさ。
あまりに大きいので、一回り小さなものと交換してもらおうかと思ったりもしましたが、大は小を兼ねるということで、この休日は、チャーハン、オムライスと立て続けに大活躍。
やっぱり、くっつかない鍋は使いやすい!
うれしいプレゼントでした。

今朝、ラジオ番組の投書でこんな話を聞きました。

小学生の子供がカーネーションを買うお金がなくて、母の日のプレゼントは、どうしようかと悩んだ末、学校の帰りに、四つ葉のクローバーを探し、母の日のプレゼントとして、贈ったそうです。
お母さんはそのプレゼントに感激して、涙を流して喜んだそうです。
「そんな妻の泣き顔が、とても美しかった」
とその投書の主は結んでいました。
母親のプレゼントに四つ葉のクローバーを探した子供の気持ちも素敵ですが、感激の涙を流した奥さんも素敵、妻の泣き顔が美しかったと素直に書いたご主人が特に素敵だと思いました。

私は昨日は、母の病院へ行きました。
連休中の母は、とても体調が良さそうで、少しずつ水を飲めるようになり、医師もそろそろ食べることを始めてみようかと言っていました。
母に
「今、どんなものが食べたい?」
と聞くと、
「ずーっと何も食べてないから、特に何か食べたいとは思わないけど、そうだなぁ、トマトが食べたいかなぁ。」
と言っていました。
「そろそろトマトも出回って、美味しくなっているから、早く食べられると良いね」
そんな会話をしました。

ところが、そんな母は、突然先週の土曜日から様態が急変し、また意識がなくなってしまいました。
土曜日は弟が何度呼びかけても、まったく意識を取り戻す事はなかったそうです。
そして、昨日、私は早めに家を出て、母の病院へ行きました。
昨日の母は、呼びかけたら目を開けました。
でも、目は私をじっと見ているのですが、視線の先に私はなく、ただぼんやりうつろに目を開けているだけでした。
白目もにごっているようでした。
顔もむくんでいて、始めて見るような母の顔でした。
私がわかる?と聞いてもぼんやりしているだけでした。
連休中と同じように窓とドアが開け放され、気持ちの良い風が入ってきていた病室でしたが、昨日の母には、そのさわやかな風もわからないようでした。

その後、弟の家に寄って、いろいろ話しました。
一時は退院までも夢見る事がありましたが、もう、無理なのではないか。
今後もこうして、一進一退を繰り返すことしかないのではないか。
医師も看護士も、今は少しでも本人が苦しくないようにしてやることしかできず、この先、どういう状況になるのか、見当がつかないと言っているそうです。

そんなことで、私にとっての母の日は、バタバタと過ごした一日になってしまいました。




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