はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

虫、虫、虫は無視できない

2009年05月08日 | 我が家
きれいなポピーの花を見た日の夕方のことです。

早めに夕飯の支度が終わり、また息子から
「ちょっと早すぎない?」
と言われそうな予感。
食卓に、お箸を出そうと食器棚の中の箸立てを見ると、そばに何か小さな黒いものが落ちています。
特に気にする事もなく、その黒いものをティッシュで包んでポイと捨てました。
その後、箸立てのそばにスプーンが落ちているのを見つけて、拾おうとした途端、まだ黒いものがあります。
「いやだ!ゴキブリの糞かな?」
そういえば、去年、夜中にゴキブリがいたと聞いたから、また現れたのかもしれない。
それにしても、食器棚の中にゴキブリの糞だなんて、困ったなぁと思いながら、またその黒いものを取ろうとすると、今度は動きます。
「あれ?動く!」
ってことは、これは虫だ!

最近かなり老眼が強くなっている私には、その黒いものが虫なのかどうなのかわからず、ただ黒い点々のように見えました。
他にもいたら嫌だなと思って、その段の食器をどかしてみたら、奥に点々と黒いものがいます。
「ギャーッ!」
と声を挙げ、主人を呼びました。
二人で
「何だろう?何の虫だろう?」
「それにしても、食器棚の中に食べ物も入れていないのにどうしてこんな虫がいるんだろう?」
と次々と食器を出し、洗い場に積み上げていきました。
一番下の段から徐々に上に行くにしたがって虫の数は増えていきます。
そして、真ん中の段の食器を持ったところ、そこには・・・
な、な、なんと!
腐った小豆がありました。

以前まめが小豆が好きだというので、まめパパのお母さんが小豆をビニール袋に入れて持たせてくれたのですが、特に使う事もなく、いつの間にか、その存在すら忘れていました。
てっきり、もう処分してしまっていたものと思っていたのですが、それが何故か食器棚に入っていたのです。
何故、小豆がそこに入っていたかは、今もってナゾのままです。

腐った小豆をどかした後には、それはそれはたくさんの虫が黒々といました。
主人が
「掃除機で吸い取ろうか」
と言うので、
紙パック式ではない我が家の掃除機では、吸い取っても虫は生きているだろう。
ガムテープにくっつけて取るのが良さそうだということになりました。

主人と二人で、ワーワーギャーギャー言いながら虫の駆除が始まりました。
正確には私がワーワーギャーギャー言い、主人はモクモクと虫をガムテープで取り続けました。
虫は食器棚の棚板を乗せる小さな穴や、ドアの取っ手の隙間などにも入り込んでいました。
食器棚なので殺虫剤をかけるわけにもいかず、全部手作業になってしまいます。
「こいつ、こんなところにも隠れている」
と言いながら、主人は、楊枝で追い出して捕獲したりしました。
小さな黒い虫は犬につくマダニのようにも見えました。

そこで調べてみる事にしました。
すると、アズキゾウムシという虫らしい。
とても、種類が多いようです。

拡大するとこんな虫


大きさはこんな感じ

<これらの写真はネットから拝借しました>


「飛ばないからまだマシだね」
と言っているそばから、
「いや、飛んでるよ」
と主人。
確かに、頭の上をプーンと飛んで行きました。

いやいや、参りました。
それから夕飯を食べるどころではなくなり、食器棚から出した食器を全部洗い、かごに納まりきれないので、食洗機で乾燥させることを何度か繰り返しました。

この虫騒動のおかげで、早すぎた夕飯は、いつもより遅い夕飯となりました。

ちゃんちゃん!




最新の画像もっと見る