しあわせには
際限がないと
思いたい
だから
いまも
或る意味
しあわせではあるけれど
しあわせいっぱいではなく
しあわせを
めいいっぱい感じたいと思う
もう少し
このしあわせを
噛み締めていたい
キミのために
起こさず隣で
その寝顔を見ていよう
そして
キミが起きたら
ふたりで
もっと
しあわせを
感じ合おうね
馬鹿みたいな
言葉を
言っているときが
一番しあわせなんだって
気づけたから
しあわせを
味わうべく
キミとの会話を
考えてみるけれど
そろそろ限界
「早く起きてね」
寝ているキミに
目覚めのキスを
そっとした
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