約束したわけじゃないけれど
信じてた
君の想いは
本物だって
裏切られてもいいから
信じたくて
信じてた
あの時みたいな気持ち
今はもう無いけれど……
約束したわけじゃないけれど
信じてた
君の想いは
本物だって
裏切られてもいいから
信じたくて
信じてた
あの時みたいな気持ち
今はもう無いけれど……
偽りの言葉で
嘘をつかれるよりも
本当の気持ち
伝えてくれる方が
ずっと良かった
だけど
そんな想いを
口にする
勇気がなかった
でも
お互いに
辛い状況だったと
知った今は
本当の気持ちを
知れて良かったと思ってる
嘘は
つかれる側も
つく側も
苦しいから
自分のしたことは
正しかったと
思いたいと思ってる私は
強がってるだけかもしれないけれど……
運命だとか
赤い糸だとか
そんなの
関係ない
仮に
君と赤い糸で
繋がっていなかったとしても
繋げてみせるから
そう言ってくれた
あの時の
君はとても
頼もしかったけれど
時が過ぎ
恋の熱量も
冷めた今は
その時の言葉が
幻のよう
恋は
いつかは
色褪せるけれど
あの時の気持ちはきっと
本当だったのに
何かを
新しく始めるのは
ちょっとだけ
勇気がいるのかもしれない
それでも
新しい季節の
訪れとともに
何かを終え
何かを始めることは
タイミング的にも
いいのかもしれない
今
勇気がなくても
春が背中を押してくれるから
あれだけ
降り積もっていた雪が溶け
気温の高い日が続くようになり
一気に春めいてきた
この季節
花も木も
鳥たちまでもが
喜んでいるように見える
だから
今年は桜が咲くのが
早いのかもしれない
桜が咲く日が
待ち遠しくて
心なしか
足取りも軽くなる
長かった冬から春へ
気持ちも合わせて
上手く切り替えていきたい
努力が
必ず実を結ぶとは
言えないかもしれないけれど
コツコツ積み上げてきたものは
必ず
いつか
花を咲かせる日が来る
それは
とても些細な事かもしれないけれど
必ず何かしらの結果に結びつくから
諦めないで
辛抱強く続けよう
小さな積み重ねが
いつか花開く日が来ると
信じながら
自分の身に起こること
すべてにおいて
何かのお陰だと
いつも思えるようになれば
ツキも
巡ってくるのかもしれない
だから
毎日に感謝できる
自分になりたい
大切なもの
大事にしたいものは
誰にも教えたくはない
自分の内で
ひっそりと
誰にも見つからぬように
そっと
それを
守っていきたいから
今年もまた
あの桜が見れる
そう思うだけで
足取りが軽くなる
春の一歩手前の
冬の終わり
春は
もうすぐそこまで
来てるよ
鳥たちが
そんな風に
囀っているように
聞こえた
帰り道
例えば
物事に対する考え方も
大事だけれど
何かをするときの
タイミングが
示し合わせたわけでもないのに
偶然合ってしまうこと
そんなタイミングが
少しでも多いと
嬉しくなる
それが
君なら
もっと嬉しい
