君にぐらついてたなんて
どうかしてたと思う
それくらい
あの頃は
弱っていたんだと思う
私だけを見て欲しかったけど
私以外ばかり見てた君
なのに
時々
都合よく人を利用する
いい加減気付けば
良かったのにね
少しでも早く
それに
気付いていたら
もっと
早くに新しい恋が
できたと思う
後悔してるのは
君を好きになったことと
君に奪われた時間
心は奪われなくて良かったって
そう思ってる
君にぐらついてたなんて
どうかしてたと思う
それくらい
あの頃は
弱っていたんだと思う
私だけを見て欲しかったけど
私以外ばかり見てた君
なのに
時々
都合よく人を利用する
いい加減気付けば
良かったのにね
少しでも早く
それに
気付いていたら
もっと
早くに新しい恋が
できたと思う
後悔してるのは
君を好きになったことと
君に奪われた時間
心は奪われなくて良かったって
そう思ってる
君と一緒にいるときは
怖いものなんて
何もなかった
一緒にいられるだけで
幸せだったし
悪いことなんて
考えつくこともなかった
離れてみて分かる
君の存在
ひとりでも大丈夫って
思ってたけど
それは
強がりだったみたい
そう思ってみても
もう遅いよね
君はここには
いない
あるのは
君が使ってた
お揃いのマグカップだけ
寂しそうに
並んで見えたのは
未練なのかな
秋が終わり
冬が始まるころに
出会ったのが
君だった
会話が楽しくて
また話したいな
そう思っていたけれど
なかなか連絡が
とれなくて
もう会うこともないかも
そう思った頃
いつも連絡がきていた
今思うと
いい加減な人だったのかな
あの頃は
魅力的に見えた君だけど
冷静に考えると
そんな気がするから
もう二度と
会わない
連絡先をブロックする代わりに
削除した
すれ違うだけで
視界に入るだけで
ドキドキしていた
言葉も交わせないままで
そんな君に
何も
告げることもできないまま
離れ離れになってしまった
恋を自覚するには
まだ幼くて
愛を語るには
経験不足
淡く甘く切ない
その想いは
多分
初恋というものだったのだろう
一生に
一度しかない
恋だったんだ
君にはいつも
振り回されっぱなしだった
会う時は突然
会いたい時は
今は無理
都合よく
弄ばれてる気がしてた
今さら
連絡とってきたって
もう遅いわ
君に踊らされるのは
懲り懲りなの
そう言う替わりに
連絡先を
削除した
これでもう
君に惑わされない
聞こえないのに
さよなら
と
電話越しに
呟きながら
職場のみんなの人気者
そんな風に見えてた君
いつも
笑っていたよね
いつも
笑わせてくれたよね
そんな君のこと
好きになるまでの時間は
あっという間で
知り合って
半年後には
君に気持ちを伝えた
結果は見事玉砕
彼女がいるとは
言わなかったけれど
友達が昔よく言っていた
素敵な人には
彼女がいるっていうのは
きっと嘘じゃないと
思うんだ
君より素敵な人と
恋をしようと
思ってるけど
現実はなかなか
上手くはいかないね
一緒にいられて
楽しかった
だから
いつかどこかで出会っても
笑顔で君と話せるような気がしてる
いつかまた
貴方だったら
良かったのに
赤い糸で結ばれた相手が
貴方だったら
良かったのに
でも
貴方じゃなかった
赤い糸の先は
貴方には繋がっていなかったみたい
私にも
赤い糸が
あるんだろうか
そんな気さえ
してくる
この季節は
体に染みる冷たい風
心まで冷え切りそうな
この季節
貴方じゃない誰かを
見つけたい
君と出会って
もうすぐ半年
最初は
こんなに続くとは
思っていなくて
君が
何処かに
行ってしまう気が
なんとなくしてたから
本気にならないように
気持ちをセーブしていたのに
そんな君が
不意に言った
愛してる
の
五文字に
私の理性は
吹き飛ばされた
いつもは
素直じゃない君のその言葉
心臓がバクバクしていて
鳴り止まない
本気になってもいい？
初めて出会った時は
遠く感じていて
その距離が
縮まる日が来るなんて
想像できなかった
何気ない会話で
急速に狭まった
ふたりの距離
一瞬触れた指の先が
今も熱い
貴方に恋をするなんて
貴方を好きになるなんて
思いもしなかったけれど
好きになった気持ちを
大切にしたい
例え叶わぬ想いでも
君のこと
好きになるなんて
思わなかった
気さくに
話しかけてくるし
優しいから
誤解してしまうじゃない
好きだと伝えるまでの
時間は
そうはかからなかった
でも
君にとって
私は
ただの同僚
恋愛感情を抱かない
そんな相手
君の優しさに
甘えたくなくて
連絡先は
あのあと全て消した
職場も変わり
もう会うこともない
ふと思い出すことも
あるけれど
未練はないの
それだけでも
ちゃんと
好きって伝えて良かったと
思いたい
