去年の暮れ
と
今年の暮れ
君との出会いと別れ
貴方との出会いと別れ
ひとつひとつ
積み重なり
今の私があるなら
きっと来年だって
乗り越えられるはず
今年も
こうして乗り越えられたなら
きっと
君だって
私だって
乗り越えられる
君が好きな食べ物
君の好きなタイプ
好きになればなるほど
気になって
知りたくなる
もっと
もっと
少しでも多く
知りたくなる
そのために
色々作戦を練って
好みを知る努力を
したりしてた
頑張るだけ
頑張れば
頑張るほど
空回りすることも
知らずに…
片想いは
それを知らないから
出来ること
何も知らないから
出来たこと
今年の始めは
まさか
世界中でこんな出来事が
起きるなんて
誰も想像していなかったと思う
遠距離恋愛の恋人たちは
辛い日々を送っているだろう
それがきっかけで
別れに繋がることだって
あるかもしれない
そう考えると
すぐ傍に大切な人が
いることは
とても幸せなことなんだと思う
君にはそんな人はいる？
私の気持ちも知らないで
そう聞く君に
何も言えずにいた私
今は私の気持ちを告げるより
君がここにいてくれる
それだけでいい
そう思った
３６５日の
全てが終わろうとしている
何だかんだ言って
今年は平和に
１年過ごせたような気がする
それは
貴方の存在も
大きかったのだけれど
ただの
上司と部下でしかない
間柄だけれども
一緒に仕事が出来たこと
本当に嬉しく思ってる
そんな感謝の
気持ちを
しっかり今日は
貴方に伝えられて
良かった
あと
数か月
一日一日が
大切に思える
来年も
そんな素敵な出会いに
期待したい
年末に向けて
どんどん
今年の終わりが近づいている
私が貴方と一緒に
いられるのも
あと僅か
いつもは
嫌だった仕事が
貴方のお陰で
楽しかった
半年と少し
一緒に仕事し
もう少し頑張りたいなと
思えたのは
初めてだったような気がする
きっと
全ては貴方のお陰
年末最後の挨拶
貴方にしっかりお礼を言いたい
そして
来年少しの間だけれど
また
貴方と仕事をしたい
朝から
雪が降りしきっていた
雪で覆われた世界でも
君がいるから
心は温かい
ここより大雪の
貴方からのLINEに
キュンとなる
たまに
思いがけない言葉で
私をドキリとさせる貴方に
寂しいから
近くにいたいと
我儘は言えなくなってしまう
休み明け
貴方に会えたなら
その腕の中に飛び込んでしまいたい
そして
身も心も
貴方で温めて欲しい
SNSで知り合った君
オフ会という集まりで
会えるはずが
思わぬハプニングで
会わないまま
時間が過ぎた
メアドも
知ってたのに
自分のアドレスも変え
今じゃもう
連絡とりたくても
取れない君
同じ街に住んでるって
知って
もしかしたら
会えるかも
そう思ってたけど
久々に覗いたSNSで
引っ越ししてしまったことを
知った
もう会えないね
一度も
顔を見ることがないまま
出会うこともないまま
なのに
今でも
たまに思い出す
もう会えないから
会いたいと思う
この気持ち
恋と気付くには
遅すぎて
クリスマスは
毎年一人で
寂しかったけれど
今年は
貴方が隣にいる
クリスマスには
奇跡が起きるというけれど
まさか
貴方が
この日に振り向いてくれるとは
思ってもみなかった
長かった片想いだけど
やっと報われたのね
ずっと
貴方を好きで良かった
来年も再来年も
ずっとずっと
貴方と一緒がいい
そんな私の願い事
来年もどうか叶えてね
君とはひと月くらいしか
付き合わなかった
別れ際
ぶっきらぼうに
じゃあね
と言ってた君なのに
何故か
その目は赤くなっていた
君はいつも
正直じゃなかったから
何処までが本当だったのか
分からないけれど
あの日は
本当は別れたくなかったんだ
そう思うと
胸が痛む
今までで一番
印象深かった別れだったから
君のことは
未だに忘れられなくて
ちょっと切ない
君は今どうしてるの？
そんな風に気にしても
連絡先も
もう分からないのに…
苦しんだ分だけ
幸せになれるよ
そう言ってたのは
君だったけれど
そんな君に苦しめられてたのが
私だった
助けてもらったこともあったし
励ましてくれたこともあったけれど
彼女がいた君なのに
甘い言葉をかけられると
ついつい
その気になっていた私
悪い男に騙されないように
そう言ってたけれど
それは
君でしょ？
そう思い距離を置いて
半年
やっと
君への想いに
終止符が打てる
君とのやり取りは
全て消したよ
だから
君ももう私を追わないで
