キミを最初に傷つけたのは
私だったのかもしれないけれど
同じ様に
あのとき
私も深く傷ついた
告白前の玉砕
見知らぬ人からの宣戦布告
消したはずの
メッセージが
目に留まるたび
ぼやける視界
零れ落ちる泪
好き嫌い以前の問題なのに
たったひとりに
そこまで傷つけられたことは
多分一度もなくて
忘れた方が楽なのに
忘れられないほどに
疼く傷
深く深く
抉られたそれは
いつか治るのでしょうか
憧れていたキミを
軽蔑してしまうことに
躊躇してしまう私のこの気持ちは
一体何なのか
知りたいのに
開かずの扉は
閉ざされたまま
ずっと
開いてくれない
キミの心
外は雨
流れ星も見えない空に
私は何を願えばいい?
雨に紛れて
泣いてしまいたい