好きなところとか
好きな理由とか
そういうのは
関係なしで
貴方とは
とにかく
気が合っていた
たまに
少し意地悪なことを
言われたりしたけれど
それは悪意とかは
全然感じなくて
私のことを
揶揄いながら
構ってくれてるって
分かってた
最後の最後で
貴方のことを諦めた私と
最後の最後で
私とのことを
はじめようとしてくれていた貴方
肝心な時に
素直になれなかった私と
大事な時に
少し強気に出れなかった貴方
掛け違えたボタンみたいに
タイミングが
合わなかった私たちには
もう
チャンスは
巡ってこないのかな
どれだけ
私が貴方を好きであろうとも
難しいのかな
こんなに
忘れられないのは
貴方が
私の人生で
一番気の合う異性だったからに
他ならない
もう
声も顔も
思い出せないくらいなのに
忘れられない人は
貴方だけなのに
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