山口県防府市に、ややハマっていた時期がありました。
50才ごろですから20年ほど前のお話しです・・・
当時乗っていた車は日産セフィーロで、エンジンがV62リッターで性能が良く長距離を走っていました。
近場というのか大分や熊本の山間の道をよく走ったものです。
ある時期に山陽道に目覚めて(笑)・・・下関市長府、山口市瑠璃光寺周辺、防府市の防府天満宮界隈などへ何度か出かけていました。
今日は防府の当時の町の印象などを記憶の底から引っ張り出して書いてみますね。
山陽自動車道を防府西で下ります。ここまで福岡インターからは結構な距離です。若かったので途中1回の休憩ぐらいで済みました。
防府は海岸には工場群がありますね。そちらへは行きませんでした・・・防府八幡宮の周辺、毛利氏庭園など有名ですね。おりから大河ドラマも毛利でした。
今夜は防府天満宮の辺りのお話しを少しだけ・・・?
防府天満宮は昔はというか今も農業の神様とされています。ニュースで見たのですがなにか富くじみたいなものがあって当たると牛を貰えるとか・・・詳しくは知るませんご容赦。
その天満宮の参道を上ると右わきに茶室芳松庵がありまして、その時は妻と娘が一緒でしたが、勢いで入ってみました。
立派な建築で驚きましたね・・・お抹茶を三人でいただきました。上がるときに芳名帳があり筆での記入でしたので、一生懸命書きました(-_-;)
天満宮にもお参りを済ませて、私の目的は二人を中華の店に連れていき、美味しいラーメンを( ´艸`)食べさせることでした。
「おこいさん」漢字で書くと・・・難しい・・・
このお店には偶然ではなくて、毛利庭園にお店のある天満屋さんに教えていただきました。
「お友達とか来客の時に利用します」などと聴いていました。
でお店に行きますと車は数台止められます。なんか店の外観も中華風です・・・シュウマイだったかお勧めの看板が出てたような記憶があります。
いわゆるラーメンをお願いしました・・・中華訛りってどんなんか知りませんが、元気なお姉さん(お若い)のお客応対が心地よい。なんか期待して良さそうな雰囲気です。
出てきたラーメンを見てびっくり!こんなん初めてです・・緑色の麺に澄んだスープが!とにかく美味しい!一口でハマりましたね。
件のお姉さんに質問です・・・(笑)
スープは何から取ってるの?(厚かましい)
豚のお肉ね!(中華訛り)返事も元気がいい・・・ますます気に入ってきた。
麺は?などとあまりくどくど聞けないので、知ったかぶりして食べた。
どうも後日に調べると翡翆麺(ひすいめん)らしい、今は確かめようもないのだが。
それから茹で卵がなんとも黒っぽいのだ、これは質問した・・・
ウーロン茶で茹で、それだけではこの色にはならないので云々と話してくれたが内容は忘れました(-_-;)
いつの日か再訪、食べに行きたいお店なんです。
さて、おこいさんでお腹を満たしぶらりと歩くと、なんと民家の入り口などに山頭火の句が木の短冊に書かれて下げてあるのです!
山頭火の生家跡もありました、今は山頭火ふるさと館というものがあるみたいです(地図から)。
もう一つ気になるお店がありまして、塩味の和菓子のお店です。初めて入ったときは歴史ある建物が素晴らしくて・・・一品求めたのです。再訪したときにびっくりしたのは、その御店は無くなっていてマンションが建っておりました・・・なんで?と思いましたが、なにかご事情があったのだろう。
この辺りを地図で見ますと、萩往還が走ってます。防府から山口市の瑠璃光寺の東側を抜けていきます。
この山口市の萩往還の両側の家々は軒先が低く建てられています。大内人形の工房や、「おもだか」という銘菓を作っているお店も記憶にあります。買いました(笑)・・・詳しくは覚えておりませんけど。
山口市内を北へ進むと萩への道となりますが・・・
萩の印象はまたの機会に・・・早く寝ないといけません(笑)