此処は筑後吉井町です・・・好きな場所です。
昨日と本日はオフで、探し物をしに短時間ですが行ってきました。
天領日田と有馬藩の久留米市の真ん中というわけではないけど、やや日田より?
この並びは旧道沿いでしょうか?国道沿いにもこのような家並みがあります。
それぞれの家業を営まれていたのでしょう、造り酒屋、醤油味噌、米問屋、製粉などなどでしょうね。
実は久しぶりに行ったのですが、二三のお菓子屋さんを覗いてみようと・・・廃業してあります。
和菓子屋さんが頑張っておられましたが、私の目的とは違うので。
こういった古い白壁ばかりではなくて、昭和の建物も残っておりますが、もともとの家業、例えば魚屋さんとかだったのでしょう。コンクリート2階建てとかあります。その1階をこだわりの本屋さん+カフェですね。
通りから路地を入るとパン屋さんがあるのですね・・・このパン屋さんには驚きました。数台分しかないパーキングは一杯で、ナンバーも(この辺は久留米ナンバーです)、福岡などもあり、広範囲に人が来てるんだなと。店内にもお客さんが一杯です!数年前に来たときはありませんでした・・・
それからすれ違った観光客さんは二の腕にタトーが入っていました。東アジアの方のようです。
今はネット情報ですから意外な所か来ているのでしょうね。
一昔二昔前は、骨董の店とか古い着物の布を売るお店とかありましたが、時代はとっくにそれらを遠くに置いて進んでいますね。
パン屋さんの他にも、カフェが数軒目につきました。どこもお客さんは入っていませんでしたが。
吉井、こういった白壁の町にタイムトリップして、なにか新しいものが見つかればいいのですが・・・秋月でも一緒ですね。
古き良さがある町は今の時代からは完全に取り残されています。しかし、その良さと今の素早い世の中をどうマッチングさせるか・・・
例えば繁盛していたパン屋さん一軒だけでは心もとないのですね。これが他に似たような食べ物屋さんができて何かに紹介されて話題となり客が集まる。
そうなると2軒は競争となり、今までにないサービスをするようになり、常連はそれまでの雰囲気が好きで来ていたのに、嫌みな感じを受けて足が遠のくことになる。
というのは、もともとが絶対なる例えば味、で付いた客ではなくて人の噂やメディア紹介などが大きな客の自分に言い聞かせる理由となる。
そういった理由で来ていた人は、人の噂をその店に探す。そしてやっぱりそうだったと探して自ら安心を得る。そしてお友達などへこうだったよ!と話をする。
私はある一定のレベルのパンは何処でも美味いと思っている。昨今ではいわゆるパンメーカーさんも美味しいものを作られている。
しかし人はそれでは満足しない?なにか付加価値をつけたがる?
いや満足している筈なのに、他にあそこのが美味しいと言われると話題についていけないので行って買って、店の良さを探す。
実は昨日、天神へ出向いた。服ビルが壊される前に姿を見ておこうと・・・見ましたが看板など外され窓には傾向との列もない。地下駐車場からなにか運び出しているようだった。備品設備など片付けば取り壊すのであろう。
その地階の蕎麦屋は3月末で終わっているので、天神地下街に下りてたしかうどん蕎麦の割と簡易な店があったと探したがない。他にそば専門店が今も頑張ってらっしゃたのでざるそばを頂きましたが・・・
食べて地下通路へ出ると・・・左腕にバッグ、右手にタピオカのお若い娘さん二人とすれ違う。町にはゴミ箱もないのだが・・・!!あった!・・・ところどころに手摺りがあるのだが、その手摺りの上に飲み残したタピオカのカップが上手に置いてあった。
今夜はなにを言いたいのか・・・ちょっと心が揺れてます。
それは必要から生じた物でしょうね。必要から生じた物には人々の工夫が凝縮されています。
それに付加価値があればなお良いですね。
問題はその付加価値ですね、品が良いのは当たり前でプラスお値段がお得、或いは接客が良い、パッケージが好みだ、などなど全てをカバーするのは至難の業ですが、それをやって来ているのはいわゆる老舗ですね。
今日、外からお店を覗かせていただいたパン屋さん、お値段までは見ませんでしたが、もしジャストプライスならとても素敵なお店だと思いました。
吉井で昼食をと思ったのですが、急いでましたので・・・あとでペルー軒(ラーメン)に寄ればよかったと思いました(-_-;)、麺が麦の香りがしてチャーシューも美味しかった。いつかまた行きます(笑)
長くなりました・・昨日、投句を済ませてほっとしてます。