一句鑑賞

法被の背

正月休みの後の最初の週末というか、連休でした。

成人の日、着飾ったお嬢さんを数人見かけました。

それから出初式などもこの休みに行われますね。

私は誘われましたが消防団には入りませんでしたm(__)m

母が猛反対でして、その理由はなんといいましょうか。

父が町の消防団長でした・・・それまでの消防団のあり様をかなりといいますか改革と言えば大袈裟でしょうが、変えたのは確かなのです。

幼い私から見れば凛々しい父でしたのですが、戦後のまだ荒くれた気概の残る人の集まりである消防団をまとめるというか、本来の目的の集団?にしていくのに大変だったのは父からの話しで聴いております。

ま、それは父の話しでして、母はそのバックアップもしておりましたので(-_-;)

つまり何かあればお酒や料理、わが家の座敷と次の間に法被を羽織った人がずらっと並び酒と料理と・・・お判りでしょうか?

ほぼ自腹ですから、ほぼじゃなくて全てですから(-_-;)

台所係としては消防団って名のついたお金がそれこそ羽を生やして飛んで行ったのでしょう。

ですから絶対に息子たちは消防に入れないと明言していましたのです。

私としては入ってもいいかなと思ってはいましたが・・・サラリーマンでしたしね。

というわけで町の中心的といいますか、ボランティアの最たる消防団には縁がありませんでした。

後年といいますか森林組合の理事長をし、そののちに山林を売却し組合員に均等に譲渡金を配分している時期の役員会の席で、〇〇さんが消防団に入っていたとしたら凄かった・・・云々。

人生、何がどう働くかはまったく分かりませんからね。

ただ今の仕事を日々こなしていくだけです。

 

また一人出初めにむかふ法被の背

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