昨年の今ごろ、福岡県うきは市吉井町の好きな場所です。
筑後川から引き入れられた用水路、この時期は川です!
流量は半端ない!
渦巻くように流れています。
それだけ多くの水を田畑へ供給しているのですね。
昔々、この辺りは田畑は有れど水が無くて困窮していた場所だったそうで。
それを5人の庄屋がなんとかしなくてはと、筑後川から2本の水路と言いますか川を作り、南新川北新川と名付け田畑へと・・・などと詳しくは覚えておりませんが、その後の作物だけにとどまらず水力というんでしょうか、製粉やろうそくの製造の動力として大いに役に立ったと、私ごときが言えるものではないのです・・・(-_-;)
この町の良さは、家内工業的な家業がまだ一部に残っていたりします。
私の贔屓の(笑)ペルー軒というラーメン屋さんは、どこか地元の麺屋さんの美味しい麺を入れている。麦の味がしっかりとした麺は美味い、これは小母ちゃんに質問して聴いたのです(^_^;)
それから何代も続いている製麺屋さんのこだわりの味。麺ばかりではなく和菓子のお店は、街が盛んだったころの面影を残しながら頑張っておられる。
昨今は、白壁の街並みが保存されているので、レトロな感じの中に新しい食文化などを提案してる店が多くなっている。例えばパン屋さんとか、こだわりの本を集めた本屋さんとか。カフェも数を見かけるようになった。
そんな旧きなかの新しさを求める人も多くなっているようだが・・・
一つのファッションかもしれないな・・・ま、商売のそれぞれの事情もあるのでしょう。
旧き街並みで新しきものを発信すると言えばそれまでだが・・・
商売というものはファッションではないと信ずる私には、なかなかできないことを、若い人たちはチャレンジしているようだ。
来月も、うきは市吉井町に行きますが、また新たなお店ができているかもしれない。
私の舌で味を楽しめる店を発見できれば嬉しいのだが、今のところペルー軒だが。
若者言葉で、なんて言うのか知らないが・・・驚くほどの美味さを発見したい。
バカ旨!とか、バリ旨!や激旨!
言葉だけでお客様を寄せてみてもね・・・この辺でおやすみなさい<(_ _)>