みなさん、こんにちは。
そしてブログでは「笙」に注目しました。
漢字の成立ち辞典によると、笙のなかにある「生」は「生命がうまれる」ことを意味し、生をふくむ漢字は、
「生まれる」
「汚れがなく澄み切っている」
「すがすがしい」
というイメージがあるそうです。ここから、
性 生まれつきもっているもの。天性。
姓 出身や血筋など生まれをしめすもの。古代は母の血筋をしめしたので、女偏をつけた。
牲 生きたまま祭りに供える牛。
星 生(澄み切っている)+晶(三つの星の形)の省略形 澄み切って光る星。
笙 澄み切った音色のする笛。
甥 きょうだいの産んだ男の子。
醒 酔いからさめて意識が澄み切る。
猩 意識がはっきりして知恵があると古代の人が考えた生き物。猩々。
となるそうです。
蛇足ですが、甥がきょうだいの産んだ男の子なら、姉妹の子はどうなるのか。それと、どうして「きょうだい」とひらがなにしているのか疑問に思って、漢字源をひいてみました。
どうやら中国では、子どもの性別はあまり関係なく、姉妹の子は甥。兄弟の子は姪になるようです。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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