みなさん、こんにちは。
今回は《丙舎傍啓 甲帳対楹》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「甲」に注目しました。
漢字の成立ち辞典によると、甲は中のものを周囲から覆いかぶせて閉じ込める図形で、「物の表面にかぶさる硬い殻」を意味します。
甲をふくむ漢字には「表面にかぶさる」というイメージがあり、
押 甲(表面にかぶさる)+手 手をかぶせて押しつける。
岬 甲(かぶさる)+山 両山がかぶさった中間のはざま。日本語では「みさき」と読む。
狎 なれる。枠をかぶせて手なずけるさま。
だそうです。
ついでといってはなんですが、十干をまとめておきます。
甲 コウ きのえ
乙 オツ きのと
丙 ヘイ ひのえ
丁 テイ ひのと
戊 ボ つちのえ
己 キ つちのと
庚 コウ かのえ
辛 シン かのと
壬 ジン みずのえ
癸 キ みずのと
ひらがな部分は、鬼滅の刃の鬼殺隊の階級でつかわれていたので、子どもも関心を持ってくれるかもしれませんね。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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