みなさん、こんにちは。
きょうは《徳建名立 形端表正》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「名」に注目しました。
漢字の成立ち辞典によると、名は「はっきりわからないものを、それによってはっきりわからせる言葉」という意味をもっているそうです。
はっきりさせる前提として、「はっきりしない」状態があるので、「はっきりしない」という意味にも使われるそうです。
あ〜、なんだかややこしい。
いずれにしても、名のパーツをもつ漢字は、
銘 (金属などに名を刻んで)由来などをはっきりさせる・忘れない。銘記。
茗 お茶。気分をはっきりさせる働きのある茶の木。
酩 酒に酔って意識がはっきりしないさま。
だそうです。
茗(メイ、ミョウ)がお茶の木をさす漢字だとは、知りませんでした。
お茶というより、ミョウガのミョウとして使われている漢字ですから。
茗荷を食べると物忘れがひどくなるという俗説がありますが、「はっきりしない」イメージで使われているのかなぁ。
そう思ってWikiをひくと、ミョウガの香り成分には集中力を増す効果があるそうです。
はっきりしない vs はっきりさせる
どちらのイメージを念頭において茗荷という字をあてたのかわかりませんが、どっちにしても、この漢字をあてた人はすごいですね。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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