［７］ 北條龍虎伝 下巻

後北條三代目「氏康」の時代。

先代が亡くなってまもなく

姻戚関係のある今川が、武田晴信共に

早雲初めての持ち城であった「興国寺城」のある

北條領に攻め込んできたのを皮切りに

扇谷上杉・山内上杉連合軍が川越城を取り囲み…

こちらも姻戚関係を結び、頼みとしていた

古河公方も寝返り

北条氏最大の危機が迫っていた。

そして、乾坤一擲の一作

日本三大奇襲の一つに数えられる「川越夜戦」で

ピンチをチャンスに、名実ともに関東の覇者に導く

大戦となっていく…

「川越夜戦」はむかしから名前だけは聞いていたが

はあー、こういう戦いだったのだ。