晴れ間の彗星

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《8》超人ロック クアドラⅡ

2013年03月14日 | マンガ
近未来編の続き

分裂、内戦状態になった中国。

国連に独立を申し立てる 台湾・北部地域・南部地域

の動きを阻止しようと

中央政府は、上海近郊に核ミサイルを…

そして、ついに上海に向けミサイルを発射。

それを阻止しようとするロックも

中央政府のエスパーとの戦いに傷つき…

読んでいて、何となく

アイザック・アシモフの

「ロボットもの」「ファウンデーション・シリーズ」を

思い浮かべていました。

「鋼鉄都市」「裸の太陽」で活躍したロボット刑事オリバー

ロボットゆえに永遠の命をもったオリバーは

刑事の枠を超え、人類を未来に導く

人類は一時期宇宙に種を広げていく活発な時代を過ぎ

ロボットに仕事を任せ、一人閉じこもるような惑星も出てきたり

地球に残ったものたちは、気力なく暮らしている。

そんな、地球人を再び活気ある種に戻そうと

地球を放射能汚染させ、人の住めない星にして

人類を地球の重力から解き放ち、銀河帝国の時代へ導く。

このあたりを読んだとき

ちょうど「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」が公開され

同じように、「アクシズ落とし」により

地球を人類の住めない星として

人類を地球の重力から解き放つ

というような、シャアの思想に同じ発想なのかと

驚いた思い出がありますが、

ロックは、積極的に人類を導くのではなく

歴史の傍観者というか、歴史に巻き込まれていく者といったらいいのだろうか…


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