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第3部は続きます。
生とは、死とは…シッダルタは悩みます。
悟りを開くために「苦行」に打ち勝つことが必要だと他のサモンはいう
軀を傷付け、息を止め、断食をし、果てにはハゲタカに我が身を食べさせる
「苦行」で死ぬことは素晴らしいと彼らは言う。
シッダルタも死の一歩手前まで「苦行」をつづけるが
「苦行」なぞ自己欺瞞であることに気づき彼らと別れる。
そして、生と死や人生を突き詰めて考えているはずの彼らさえ
身分制度は当たり前のこととして、奴隷階級を毛嫌いしている。
思い込みの危険さ、しがらみを棄てきれない人間の業を感じるシッダルタ。
心に残るのは、写楽が演じているアッサジー。
1回死んだことにより未来予知の力を身につけた彼は
自分が8年少しの寿命であることを知るが、淡々と毎日を過ごしている。
そして予言の日、自らを飢えた狼の子供のエサになるべく、巣の脇に身を横たえる。
火の鳥的宇宙生命観を垣間見せるが、現実の社会でのたうち回るシッダルタ。
ふと気がつくと
ブッダは「火の鳥・ブッダ編」とも言うべきものなのかもしれないと思う。
火の鳥は出てこないが、これはまさに手塚マンガだ。
生とは、死とは…シッダルタは悩みます。
悟りを開くために「苦行」に打ち勝つことが必要だと他のサモンはいう
軀を傷付け、息を止め、断食をし、果てにはハゲタカに我が身を食べさせる
「苦行」で死ぬことは素晴らしいと彼らは言う。
シッダルタも死の一歩手前まで「苦行」をつづけるが
「苦行」なぞ自己欺瞞であることに気づき彼らと別れる。
そして、生と死や人生を突き詰めて考えているはずの彼らさえ
身分制度は当たり前のこととして、奴隷階級を毛嫌いしている。
思い込みの危険さ、しがらみを棄てきれない人間の業を感じるシッダルタ。
心に残るのは、写楽が演じているアッサジー。
1回死んだことにより未来予知の力を身につけた彼は
自分が8年少しの寿命であることを知るが、淡々と毎日を過ごしている。
そして予言の日、自らを飢えた狼の子供のエサになるべく、巣の脇に身を横たえる。
火の鳥的宇宙生命観を垣間見せるが、現実の社会でのたうち回るシッダルタ。
ふと気がつくと
ブッダは「火の鳥・ブッダ編」とも言うべきものなのかもしれないと思う。
火の鳥は出てこないが、これはまさに手塚マンガだ。
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