妄想族戦闘記

乳癌になっちまったよ。
この世の平和のためにキャンサーバスターとして立ち上がったおばさんの冒険記??

久びさぁ~東京行ってきました。

2011年07月28日 | 狂言・他追っかけ母さん

日曜日も行っただろうって…突っ込まないでください

日曜はお勉強…昨日は心の洗濯に行ってきました。

 

静岡地方は朝は大雨 新幹線 東海道線も止まっちゃっていて

往復バスチケットを購入していたので…時間に間に合うかドキドキで出発

ベッジ・パードン久しぶりに 楽しんできました。

作・演出は三谷幸喜さん…彼の作品に野村萬斎さんが出られるとは知ったときは本当にびっくり

しかも出演者があの…あの…水曜どうでしょうの自分が大好き北海道のさんまこと

大泉洋ちゃんなのだ。

 

まさかぁ~生洋ちゃんまで見れるとは思わなかった…実は一年位能楽 演劇を断っていたのよ。

 

母もあんなだし いっちゃあ~行けないかなって…ってね。

 

そうしたら以外にも事務のお姉さん(私より当然メチャ若い)が 

洋ちゃんファンでチケット取るっていうじゃない…思わず

って一緒に頼んでもらっちゃった。

席はF8…左側ですが 前から5列目 結構前で堪能しちゃいました。

 

 

他の出演者は深津絵里(ムチャ可愛い) 浦井健治、浅野和之(11役)5名。

夏目漱石(萬斎)がイギリス留学時代知り合った小間使いの女性とのラブストーリー?

 

今月末までなので ネタバレちょっと

 

11役の浅野さん最高でした…特に口の臭いミスタージャック(犬)が いやいや弾丸ロス?

 

前半 笑えて笑えて楽しかったけど…

ん~なかなか視点かえると女性蔑視って気もしちゃったりして

 

結果はアンハッピー 小間使いの女性が方言が強くて

I beg your pardon? が bedge pardonって 金之助(漱石)に聞こえるって事で

あだ名をベッジと名づけ 人種差別や言葉が伝わらない不安や寂しさを彼女と同種と考え

心を通わせていったって事だけど 漱石は日本の奥さんとの間に子供が二人いることを黙っていての関係。

妻から便りが来ないから 彼女を日本に連れて行き 妻と離婚し一緒になるって…

本当に勝手だわ

 

結果は同じ下宿の商社員ソータロウ(洋ちゃん)が 漱石に嫉妬して

奥さんの手紙かくしていたって事になりその隠した手紙を見て

奥様を恋しくなっちゃうんだよなぁぁぁ~あぁ~昔の男って勝手

 

でね、小間使いは最後は馬鹿な弟の借金の為に売春宿に売られ死んで行っちゃうのよ。

あんなに可愛いのによぉぉぉ

 

喜劇って…??

笑えるけど あの時代の男中心の勝手な話って思えちゃったのは 私だけかな

 

最後になくなっても 深津ちゃんが出てきて あなたを見守っているって…ざけんなよぉぉ~

遊ばれて棄てられて…あなたに憑依するなら分かるが…男の目線のお話しだわ

 

 

でも…面白かったよぉぉ~萬斎さん堪能し 会場には…ん???後ろ振り向くと…

どっかで見た顔…おぉ~

 

萬斎さんのご長男がお父様の演劇お行儀よく観ておりました。

(知らない方も多いので…ナイショ)

 

終了後のフィナーレで 四方八方に手を振りながら ご子息の方向に手を振った目線は

うん、お父さんだったかな

 

事務のお姉ちゃんと現地集合現地解散(私って何時もそうだよねぇ~)彼女は新幹線

私はバスでの帰宅となりましたが…

バスを待つ間

ひとりビールでも…癒されてきちゃいました。

 

…でも…これが呼び水になっちゃって…わっはははははは…


ダライ・ラマ法王東京講演行ってきました。

2006年11月10日 | 狂言・他追っかけ母さん


数ヶ月前からアリーナ席とって楽しみにしていた講演に昨日からの疲れは
ぶっ飛ばし花のお江戸に行ってまいりました

午前中会場の両国の手前の浅草橋でワコールのリマンマのブラ
思いきって三枚購入しブラ片手に会場の国技館に
イザ!出発

チベット密教について知らなかったわけではない
ノーベル平和賞授与された方とも知っていたがここまで彼に対して
尊敬できるようになったのは2000年静岡に立ち寄られ身近でお会いし、
短時間だが講演に参加してから人間的に気さくで温かいかたと感じたことも
あるが
それ以前NHKの死者の書が原因だった

1993年父は何時も体調を壊して入院し、でもすぐ元気になって
退院するのが定番だった。
だから最期になった入院の時も言いたい事を父にぶつけていた。
父は反論もせずただ受けとめてくれる人だった…
それが私には何よりの安定剤だったのかもしれない。
感謝の言葉も言えず突然他界してしまってから
死に対して自分自身で消化できず毎日がフワフワと糸の切れた風船のように
心がさまよっていた。

そんな時にチベット死者の書のドキュメント番組を何夜か見たのだ。
法事は意味も理解できない時に初七日四九日と急かされる様に進んでいく
お父さん子の私は納得できなかったのだ…
この番組にぼんやり分からなかったものが見えた気がした。

ここからチベットに対しての思い入れが始まった。
輪廻転生の考えからなのか全ての生きとし生きる生き物への慈しみ
非暴力での闘争…幼い頃から心臓が悪い・体が弱いと言われ続け
死に対してはいつも後ろに背負って育ってきたので 
生きること生き物に関して周りが驚くほど執着していた。
そんな私に法王は少しだけ答えを見せてくれた気がしたのだ。

国技館内は凄い込み方だ。
法王は11月1日から日本の広島に来ていて平和へのイベントに参加されておりました。
http://www.hiroshimasummit.jp/ja/index.html

いろいろな国の方、老若男女5000人以上が会場に詰め掛け静聴してましたが
質疑応答の時には毎回なぜ英会話をしっかり学んでいなかったのだろうと
悔やみが…皆英語で会話笑いにもついて行けない自分が情けない
中学から短大まで計8年の英語って??

内容はやさしい心・慈悲思いやり
どんな宗教にでも基本は同じただ伝え方が違うだけ
心の話しから最後彼が語ってくれたのは 
この核兵器の世界に突入し始めているこの時、
日本人という民族が声をあげ核兵器追放を働きかけるべき
これが出来るのは貴方達日本民族しか出来ないとの話でした。
(微妙に英語が理解できなかったのですぐには拍手できなかった
まだチベット民族は中国に迫害されている。
一昨年チベット尼僧が虐待されて開放された後、静岡で講演し、(全国回った)
アムネステイ主催
人間を無視した中国政府の扱いには怒りさえ覚えたのを思い出し、
許せる心って…まだまだ煩悩だらけで永遠のテーマかも

最後の花束贈呈は山口智子(綺麗)中嶋朋子(可愛い)堺正章(ダンディ)
生芸能人~アリーナ席だったので身近で見れ素敵でした。
あっと毎度の司会をしてくれる木内みどりのお姉さん。

まだまだ修行が足りないほっこでした

くじら

2006年09月01日 | 狂言・他追っかけ母さん
午前中施設の防災訓練に参加し、午後は一路東京へ!

実は私萬斎ファン
当然ファンクラブしかり東京・近所の都市に来ればすぐに狂言を観賞しに行く
しかし今年は三月の講演以降は中止状態。
5月には東大寺での狂言・7月には初のファンと
江戸前狂言万作の会の方々のホテルでの交流会があったのに
10月には宮島狂言少々心が腐っていた状態でした。

そんなことを察してか息子が付き合うから行こうと、声をかけてくれ
後で取った席なので場所としては3階席
野村萬斎演出 主演?中島敦の山月記・名人伝の初日を観てきました。

本音は男の子って高校くらいになるとテレか?
母親と一緒に行動してくれないじゃないですかそれが半日一緒に居られるのが嬉しくて

会場で気になる!帽子をかぶっている方々…同じように治療してる方かなって…
二人ほどそれらしき方が見え挫けちゃいけないって気になりましたが、息子曰く
ただ帽子かぶって毛が薄いだけじゃぁないのって

7時から開演の為、夕食に渋谷の元祖くじら屋に行き懐かしい
鯨の唐揚げを食べてきましたが…
息子は人生で始めての食材
私の子供の頃は学校給食で出ていたのに今じゃ高級食?

これまた息子いわく…「昔は喰うものが無かったんだなぁ~」
香りに癖のある肉は彼にはヘキヘキしたみたいでした。
日本の伝統食が若い世代では受け付けられないかぁ